写真提供:T.LEAGUE/アフロスポーツ
9月18日 大分県杵築市文化体育館
●2021−2022 ノジマTリーグ男子
〈木下マイスター東京 4−0 岡山リベッツ〉
○大島祐哉/松島輝空 9、10 森薗政崇/町飛鳥
○吉田雅己 −9、10、7、−9、9 龍崎東寅
○大島祐哉 10、−8、10、10 森薗政崇
○及川瑞基 3、3、3 田添響
●2021−2022 ノジマTリーグ女子
〈日本ペイントマレッツ 3−2 日本生命レッドエルフ〉
シャン・シャオナ/永尾尭子 9、−6、−12 森さくら/麻生麗名○
フォン ティエンウェイ −6、9、−2、−9 ユ モンユ○
○加藤美優 10、10、10 森
○大藤沙月 3、−10、8、−8、8 篠原夢空
○加藤美優 7 ユ モンユ
9月18日、ノジマTリーグは大分県杵築市文化体育館で男子1試合、女子1試合が行われた。
11時試合開始の男子は、ともに今シーズン初戦を白星で飾った木下マイスター東京と岡山リベッツが対戦。木下が4−0の完封勝利をおさめた。
木下は不利と思われたトップのダブルスで、27歳の大島と14歳の松島による「13歳差ペア」がストレート勝ち。さらに2番で、吉田が龍崎の豪打を浴びながらも、最終ゲーム7−9からの4点連取で鮮やかに逆転。ここ一番の勝負所で集中力高く、正確なフォアのカウンターと巧みなチキータの使い分けを見せた。木下が2−0とリードして前半を折り返す。
3番は木下の大島、岡山の森薗という2017年世界男子複2位の「元パートナー対決」。どのゲームも接戦となったが、大島が3・4ゲーム目とも9−10とマッチポイントを握られたところから逆転。ストップのうまさと重いフォアドライブで、食い下がる森薗を振り切り、チームの勝利を決めた。4番及川は1ゲーム目を1−1から8点連取で9−1、2ゲーム目を2−2から5点連取で7−2とするなど、連続得点で田添を圧倒。攻守の精度の違いを見せつけて完勝し、チームに勝ち点4をもたらした。
16時試合開始の女子は、こちらも開幕から3連勝の日本生命レッドエルフと、2連勝の日本ペイントマレッツの全勝対決。日本ペイントマレッツが0−2からの大逆転で、無傷の3連勝を飾った。
ベンチ入りは最少人数の4名のみで試合に臨んだ日本生命は、森/麻生のダブルスで先制。2番では今季初出場となった東京五輪ベスト4のユ モンユが、シンガポール女子チームのチームメイトであるフォン ティエンウェイに勝利。日本生命が2−0とリードしたが、3番のエース対決で加藤が勝負強さを見せ、3ゲームとも11−10での勝利。特に2ゲーム目は7−10からの逆転で、一気に勝利を決めたい日本生命から流れを引き戻した。
4番では新戦力の大藤が、根性の両ハンド攻守が持ち味の篠原をゲームオールで振り切り、試合はビクトリーマッチへ。一進一退の攻防を加藤が11−7で制した。9月11日の今季初戦は欠場した加藤だが、これで2戦連続でシングルス+ビクトリーマッチの2勝を挙げる活躍。加藤がこのパフォーマンスを維持できれば、日本ペイントマレッツは優勝戦線の主役になっていくかもしれない。
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