元五輪金メダリスト、元全日本チャンピオンの偉関晴光氏(偉関卓球ランド)が世界ランキング7位の林昀儒(チャイニーズタイペイ・東京五輪で準決勝進出)とコーチ契約を結んだ。今月からはヨーロッパを拠点に活動をするとのこと。
林昀儒は長く中国の山東省出身のコーチの指導を受けていたが、健康上の理由でコーチが離れることになり、新しいコーチを探していた。
林昀儒は日本の強力なライバルでもあるが、今回の偉関氏のコーチ契約は日本の指導者の質を高め、世界の卓球界に貢献することにもつながるだろう。
現役時代の偉関晴光氏。1987年世界選手権、1988年ソウル五輪の男子ダブルスで優勝。全日本選手権では4度の優勝を達成
世界ランキング7位、チャイニーズタイペイの林昀儒。東京五輪ではシングルスで準決勝に進んだが、オフチャロフに敗れてメダルを逃した。現在、ロシアリーグの「オレンブルク」に所属