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Tリーグ

女子シーズンMVPは早田ひな。前期に続く栄誉!

チャンピオンチームに贈られる記念ウェアに身を包んだ、日本生命レッドエルフのメンバー

女子プレーオフ決勝に続いて行われた表彰式。シーズン・ベストペアは常晨晨/蒋慧、シーズンMVPは早田ひなが選出され、優勝した日本生命レッドエルフが「優勝・MVP・ベストペア」の「三賞」を独占した。以下は村上恭和監督と早田ひな選手の優勝インタビュー。

優勝インタビューに答える日本生命レッドエルフの村上恭和監督

◎村上恭和監督・優勝インタビュー

「大激戦で、本当に私も感動しています。(ビクトリーマッチでは)勇気を出して戦ったほうが勝てると早田に言葉をかけました。3番も戦う前から接戦になるのはわかっていましたから、最終ゲーム6-6からの戦いも準備をしていました。

うちはレギュラーシーズンの21試合のうち、ベストメンバーで戦った試合は5試合あったんですが、すべて勝てた。そういう意味では、今日もこのメンバーなら多少有利じゃないかなという気持ちはありました。日本生命の社員の方、約300人以上いらっしゃった。大阪からジュニアの選手も駆けつけてくれました。ファーストシーズンで、ファイナルで皆さんが卓球で盛り上がれた。Tリーグがスタートして本当に良かったと思っています。来シーズンも皆さんぜひ会場に来て、声援を送ってください」

前期に続き、女子のシーズンMVPも獲得した早田

◎早田ひな選手・優勝インタビュー

「Tリーグに出場すると決めてから、初代チャンピオンになりたいという気持ちでみんなで頑張ってきたので、それを達成できて良かったと思います。

ビクトリーマッチは、どの選手が来ても絶対勝つという気持ちを忘れず、でも先を見すぎず1本1本戦うことができたので、結果として11-7で勝つことができたと思います。お互いに3番で試合をしていて、サービス・レシーブが効かないのも、攻めてくるコースもお互いわかっていたので、気持ちの勝負だった。3番での試合は一旦忘れてゼロゼロからのつもりで、出足も良くて勝つことができて本当に良かった。

10月にTリーグが開幕して、みんなで一緒に戦ってきて、目指すところは初代チャンピオン。絶対に勝ちきってみんなの笑顔が見たいと思っていたので、達成してホッとしているのと……うれしいです。今日の試合もしっかり2勝できて、今季のTリーグは無敗で終われた。来季も試合が続くので、自分を信じて戦っていきたいです。本当に皆さんのおかげでここまで登り詰めることができた。初代チャンピオンになって少し恩返しができたかなと思います。良い時も悪い時も声援を送ってくださってありがとうございました」

ベストペア賞は常晨晨(右から2番目)/蒋慧(同3番目)が受賞。「お互いに信頼を深めて戦えた」と常晨晨

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