本日より奈良・ロートアリーナ奈良で全日本選手権カデットの部がスタート。大会初日の今日は男女ダブルスの決勝までが行われた。
【男子ダブルス】
優勝:岡本翼/伊藤佑太(木下アカデミー・神奈川)
準優勝:郡司景斗/月原弘暉(愛工大名電中・愛知)
3位:中城瑛貴/灘野圭一郎(松山卓球教室/港南中・愛知)、日野湊介/下村悠祐(野田学園中・山口)
1年生ペア対決となった決勝を制して頂点に立ったのは岡本/伊藤。決勝はゲームカウントを1-2とリードされ、4ゲーム目も劣勢だったが、逆転でこのゲームを奪うと、最終ゲームは0-0から5本連取で突き放して勝負あり。2カ月前から練習を重ねてきたというサウスポーの伊藤が巧みかつ多彩な台上でチャンスメイクし、岡本が積極的な回り込み強打を連発するナイスコンビネーションで木下アカデミーに初の男子カデットタイトルをもたらした。
【女子ダブルス】
優勝:張本美和/小塩悠菜(木下アカデミー/星槎中・神奈川)
準優勝:高橋美羽/藤本和花(木下アカデミー・神奈川)
3位:植田杏/新谷莉央(ミキハウスJSC・大阪)、大野紗蘭/石田心美(石田卓球N⁺・福岡)
ほぼぶっつけ本番で大会に挑んだという張本/小塩だが、突出した個々のポテンシャルを見せつけて圧勝。決勝はカットの高橋と攻撃型の藤本の変則ペアとの対戦となったが、あまいボールを逃さず先手を奪い、しっかりボールを見極めて得点を重ねてストレートで優勝を決めた。張本は2018年大会でも赤川瑞姫(現・遊学館高)とのペアでカデット女子ダブルスを制しており、異なるパートナーで2度目の優勝となった。
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