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WTTチャンピオンズ モンペリエは男女で8強が出そろう。松島輝空、張本美和、橋本帆乃香が準々決勝へ

大会もいよいよ残り1日となった『WTTチャンピオンズ モンペリエ』。男女シングルス2回戦が終了し、ベスト8が出そろった。本日(1日)行われる準々決勝の対戦は下記のとおり(※すべて日本時間)

●男子シングルス
李尚洙(韓国) vs. 張禹珍(韓国)
23:15〜 ゴーズィ(フランス) vs. 松島輝空
チウ・ダン(ドイツ) vs. モーレゴード(スウェーデン)
ヨルジッチ(スロベニア) vs. A.ルブラン(フランス)

●女子シングルス
ヴィンター(ドイツ)vs. 杜凱琹(香港)
申裕斌(韓国) vs. 陳熠(中国)
28:00〜 張本美和 vs. 王芸迪(中国)
21:00 〜橋本帆乃香 vs. 朱芊曦(韓国)

 

男子シングルス2回戦では、篠塚大登(愛知工業大)がヨルジッチ(スロベニア)に2-3で惜敗。篠塚はゲームカウント2-1でリード、4ゲーム目序盤には5-1と優位に立つ場面もあったが、最終ゲーム中盤で離された。それでも左右の揺さぶりに対して中陣から力強い両ハンドドライブで粘り強く返すなど、持ち味を発揮した。

2回戦敗退の篠塚だが、見せ場を作った

張本智和(トヨタ自動車)は、初戦で宇田幸矢(協和キリン)との日本対決を制した後、2回戦でA.ルブラン(フランス)に2-3で敗退。ゲームカウント2-0でリードし、最終ゲームには10-6とマッチポイントを握ったが、逆転を許した。リードしている局面でのメンタル面の課題が浮き彫りとなった。

ベンチに戻り、悔しさを噛みしめる張本智和

一方、松島輝空(木下グループ)は1回戦で向鵬(中国)を破ったフランチスカ(ドイツ)に3-1で勝利し、日本男子勢で唯一ベスト8入りを果たした。準々決勝ではF.ルブランとのフランス対決を制したゴーズィとの対戦となる。

闘志あふれる戦いぶりで8強入りを果たした松島

女子シングルスでは、橋本帆乃香(デンソーポラリス)と張本美和(木下グループ)が準々決勝進出を決めた。橋本は初戦で大藤沙月(ミキハウス)に勝利した曾尖(シンガポール)をストレートで下し、張本はパヴァデ(フランス)にゲームカウント2-0リードから2-2に追いつかれる苦しい展開の末、最後は11-4で勝利した。

カットの変化と随所での攻撃で完勝した橋本

苦戦を乗り越えた張本美和(右)

写真:WTT

 

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