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4年ぶりに開催の東京選手権。年明け早々、新設のホープス・カブの部がスタート!

 本日1月4日より、東京・東京武道館にて「TOKYO OPEN 2023 第75回東京卓球選手権大会(ホープス・カブの部)」がスタートした。長い歴史と伝統を誇る、日本最大規模の全国オープンである東京選手権だが、新型コロナウイルスの影響により2019年大会の開催を最後に3年連続で大会が中止。今大会が4年ぶりの東京選手権開催となった。

 ホープス・カブの部は今年より新設された種目。これまで行われてきた一般・年代別・ジュニア・カデットの部とは分離開催(今年は3月14~19日に開催予定)となっているが、これで下は小学生、上は90歳以上の部まで開催種目が広がり、大会参加者の年代はさらに拡充。より大規模なイベントへと成長を遂げた。

 

 年明け早々の開催となったが、そこはさすが「東京選手権」。ホープス女子の部では昨年の全日本選手権ホープスの部のベスト4全員が出場するなど、各種目とも全日本ホカバの優勝者や入賞者をはじめ、全国各地から強者が集結。世間はまだまだ正月気分が抜けない中(?)、ハイレベルな戦いが繰り広げられている。

昨年の全日本ホープス女王・花沢夏琳

昨年の東アジアホープス代表・浅里巧真

 

 出場チームの指導者の皆さんに話を聞くと、時期が時期だけに「休んだのは1月1日だけ」「今日の会場練習が初打ち」「地元で練習できなかったので前乗りして東京で練習」「チームとしては休みだけど、出場する選手は年末年始に強化練習」など大会に向けての準備は様々。新年のご挨拶をしつつ「お互い、正月なのにゆっくりしてらんないですねえ」などと話していたが、それでも年が明けていきなりのビッグゲームを選手だけでなく指導者お皆さんも楽しんでいるようでもあった。

 また、今大会の会場である東京武道館は20年ほど前まで全日本選手権(一般・ジュニアの部)の会場となっていた施設。当時、選手として全日本に出場していた指導者の方も多く、「20年ぶりに来たけど、(会場の雰囲気が)懐かしい!」という声も多く聞かれた。(今大会の他種目は東京体育館で開催予定)

会場の東京武道館

 

 大会1日目の今日は各種目の予選リーグを開催。明日、各グループの1位と2位がそれぞれ1位トーナメント、2位トーナメントを争い、東京選手権ホープス・カブの部の初代チャンピオンが決定する。

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