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元全日本監督の近藤欽司氏、神奈川県卓球協会の会長に就任

2008年北京五輪など、全日本女子監督を務めた近藤欽司氏が一般社団法人神奈川県卓球協会の会長に就任した。
近藤氏は長く地元の白鵬女子高校(旧京浜女子商業高校)の監督を務め、チームを数多くのインターハイ優勝に導き、全日本チャンピオンを育てた実績を持つ。1980年代から全日本コーチ、のちに全日本女子の監督を務めた。また現在もサンリツ卓球部の総監督を務めている。全日本監督をやめた後、テレビ解説でも軽妙な「だじゃれ」で人気を博した。
全日本監督を務めた指導者が加盟団体の協会の会長に就任するのは初めのことだ。

「卓球神奈川」の復活を目指す近藤会長のコメント。
「まずは神奈川卓球協会として三本柱を打ち出しています。ひとつは来年、神奈川卓球協会百周年を迎えるのでその準備に務めます。次の柱は選手強化と指導者の育成です。かつては日産自動車、武田薬品、白鵬女子高、湘南工大附属高と、日本卓球界の中心に神奈川があり、選手が集まってきましたが、今は出ていくことが多くなっています。指導者も世代交代しているので、指導者を育成していきたい。加盟登録者も現在1万6000人ですが、2万人まで増やすことで財源を確保していきたい。3つ目は、広報活動です。インターネットを使った広報に力を入れていきます」

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