女子シングルスの立位には日本から2選手が参戦。
クラス8(立位)に初出場となった友野有理(WR10)は茅経典(中国/WR1)に敗れるも、ボルフ(ドイツ/WR4)に逆転勝利。得意のサービス&3球目と、我慢のラリーという持ち味を発揮し、最後はサービスエースで勝利を決めると、会心の笑顔での予選突破となった。
続く準々決勝では黄文娟(中国/WR5)と対戦。レシーブ力が高い黄には、得意のサービスがなかなか効かず、またツッツキのラリーではバック表ソフトによるミート打ちと台上ドライブで狙われた。友野も随所でフォアドライブを決めたがゲームを奪えず。メダルまであと一歩となった。
一方のクラス10の竹内望(WR13)は、東京五輪にも出場し、パラリンピック4連覇中の女王パルティカ(ポーランド/WR1)にはストレートで敗れる。2戦目はデミール(トルコ/WR6)との左腕対決となり、バックハンドで互角のラリーを演じ、各ゲームとも競ったものの及ばず。2敗で予選通過はならなかった。
【女子シングルス予選リーグ】
●クラス8(立位)
茅経典(中国) 6、3、10 友野有理
友野有理 -5、-7、4、7、5 ボルフ(ドイツ)
●クラス10(立位)
パルティカ(ポーランド) 6、4、3 竹内望
デミール(トルコ) 8、7、9 竹内望
【女子シングルス準々決勝】
●クラス8(立位)
黄文娟(中国) 3、4、5 友野有理
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