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【東京パラ】竹内・友野が強豪ポーランドに敗れる。女子団体C9-10

東京パラリンピック卓球競技、女子団体戦には、日本からは竹内望・友野有理が「クラス9-10(立位)」に出場。1回戦の相手は、リオ金メダルの強豪ポーランド。クラス(C)10のWR1パルティカと、C9のWR2の若手ペクという最強の布陣だ。対する竹内(写真右)はC10、友野はC8。クラスの数字は小さいほど障がいが重く、C8の友野がC9-10に出場している時点で不利ではある。しかし1番のダブルスから明るく元気の良いムードで立ち向かう日本ペア。半身に麻痺がある友野が前陣の堅いブロックでつなぎ、竹内が動いて決める。第2ゲームは4-5と競ったが、攻撃力のある両ハンドドライブを武器にするポーランドペアにストレートで敗れた。

2番は竹内とパルティカの対戦。シングルス予選リーグの再戦となったが、五輪とパラの両大会に出場、リオパラまで4連覇を果たしていた女王の壁は厚い。随所でスピーディーで見応えのあるラリーを展開したが、一矢報いることはできなかった。

敗れはしたが、最後まで諦めずに力を出し切り、清々しい表情を見せた竹内・友野。これで東京パラリンピック卓球競技で、日本勢の戦いは終わった。

【女子団体C9-10(立位)1回戦】ポーランド 2-0 日本
パルティカ/ペク 463 竹内望/友野有理
パルティカ 4、3、4 竹内望

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