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日卓協の東京五輪の報告会で、久しぶりにメダリストが集結

日本卓球協会は9月12日に、新型コロナの感染対策を十分に行いながら都内で東京五輪の報告会を行った。

報告会には、男子の水谷隼(木下グループ)、張本智和(木下グループ)、丹羽孝希(スヴェンソン)、倉嶋洋介監督、女子の伊藤美誠(スターツ)、石川佳純(全農)、平野美宇(日本生命)、馬場美香監督が出席。久しぶりのチームジャパン全員の再会となった。

東京五輪を戦った男女日本代表が集結

 

マイクを向けられた水谷は、「14歳でナショナルチーム入りして、2つの大きな目標を持ってここまでやってきました。ひとつは中国を倒して金メダルを取ること、もうひとつは卓球というスポーツをメジャーにすること。この東京五輪で17年越しで両方とも叶えることができたのではないかと思っています」と話した。

テレビで見ない日はないほど大人気の水谷選手

 

伊藤は、「(東京五輪で)優勝するために一日一日を大切にして、一番練習してきたと胸をはって言えます。シングルスと団体で中国選手に負けてしまったので、11月の世界選手権ではしっかり中国選手に勝てるような準備をしたい」と豊富を語った。

11月の世界選手権で打倒中国を力強く誓った伊藤

 

また、女子キャプテンを務めた石川は、「決勝で負けた時は悔しい気持ちが大きかったのですが、表彰台に上がる時は五輪という舞台で戦えた喜びとうれしさが湧き上がってきました」とメダル獲得の心境を話した。

日本選手で唯一、3大会続けて五輪でメダルを獲得した石川

日本卓球協会の藤重会長もあいさつ

 

報告会の最後にはサプライズで特製ケーキが登場し、選手たちが歓喜した。

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