今やペンホルダーの常識になりつつある「裏面打法」。表(おもて)面のバックハンドでは難しかった、強いトップスピンをかける攻撃的な裏面ドライブが可能になり、ペンホルダーの「全面性」は大きく向上した。
一方で、ここにひとつの悩みも生まれた。バックハンドの攻撃力が増したことで、従来のペンホルダーなら迷わずフォアハンドで打っていた「ミドル(体の正面付近)」のボールに対して、シェークハンドの選手と同じように「フォアで打つか、裏面で打つか」という迷いが生じやすくなったのだ。フォアハンドとバックハンドの切り替えも重要なポイントになる。
8月21日発売の卓球王国10月号の人気企画、『松下大星のペン進化論』のテーマはその「切り替え&ミドル処理」。両面にラバーを貼ることで重量が増したペンホルダーの切り替えのポイント、普段の切り替え練習でのミドルへの対応で心がけていること、フォアハンドとバックハンドでのミドル処理など、松下選手がペンホルダーにしかわからない悩みや課題をスッキリさせてくれる。
現在、好評発売中の『松下大星のペン進化論』DVDにも、もちろん「切り替え&ミドル処理」は収録されている。流れるような松下選手の両面攻撃、ぜひ映像で見て参考にしてください!
※卓球専門店でもご購入いただけます(一部店舗を除く)
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