広島・広島県立総合体育館で開催されている全日本クラブ選手権は大会3日目が終了。今日は男女小・中学生の部で優勝チームが決定した。
【男子 小・中学生の部】
優勝:新発田ジュニア(新潟) ★初優勝
準優勝:Dream卓球クラブ(大阪)
3位:NEX’TAGE(京都)、岸田クラブ(神奈川)
◆決勝
〈新発田ジュニア 3-2 Dream卓球クラブ〉
○川上/本間 2、8 中田/大川
篠原 -9、8、-9、9、-8 前田○
○本間 8、7、10 中田
川上 -5、11、-3、-11 丹波○
○畠山 11、5、5 大川
新発田ジュニアは今大会、2021年カデット13歳以下優勝の川上流星が不参戦。その中でもM-two(愛知)との準々決勝、昨年優勝のNEX’TAGEとの準決勝、 Dream卓球クラブとの決勝と3試合続けて3-2の接戦をものにして初優勝をつかんだ。
決勝は取っては取られの展開で試合が進むも、5番で独特のリズムの攻撃とカットを駆使する畠山が試合を終始優位に運んでストレートで勝利。これまでも全日本ホープス・カブ・バンビ、全国ホープス、全日本カデットで数々の栄冠を手にしてきた強豪に、新たなタイトルをもたらした。
ここ数年、着実に存在感を増しているDream卓球クラブは初の全国タイトルにわずかに届かず。しかし、中学生は中田ひとりというメンバー構成でT.Cマルカワ(岡山)、フェニックス卓球クラブ(福井)、岸田クラブという強豪クラブを連破して、価値ある準優勝となった。
【女子 小・中学生の部】
優勝:石田卓球N⁺(福岡) ★初優勝
準優勝:NEX’TAGE(京都)
3位:川嶋ジュニア(大阪)、卓桜会栃木卓球センターA(栃木)
◆決勝
〈石田卓球N ⁺ 3-0 NEX’TAGE〉
○石田/大野 6、5 荒田/飯田
○小林 -2、8、-7、6、10 大槻
○大野 3、2、4 山根
今年の全日本ホープス女王・石田、全中3位・大野という超強力な小学生・中学生のエースを擁する石田卓球N ⁺が初優勝。決勝は石田/大野のダブルス、大野のシングルスが完勝を収め、2番に出場の小林もフルゲームジュースの試合をものにしてストレートで勝利。圧倒的な実力を有する2人に引っ張られ、他のメンバーも奮闘を見せて頂点に立った。
NEX’TAGEは昨年の男子に続く優勝を狙ったが惜しくもタイトル獲得はならず。しかし、男女揃っての入賞は見事な成績だ。
ツイート