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【アジア競技大会】日本男子は準々決勝でイランにストレート負け。女子は決勝進出を決める

9月22日より行われている第19回アジア競技大会・卓球競技。男子団体準々決勝で日本はイランと対戦。22年世界選手権ではストレートで勝利している相手に対し、今大会ではストレートで敗れる悔しい結果となった。

 

●男子団体準々決勝

〈日本 0-3 イラン〉
張本智和 8、-5、15、-6、-14 Ni.アラミヤン◯
戸上隼輔 6、-8、-6、11、-8 No.アラミヤン◯
吉村真晴 4、-11、-9、9、-10 ホダエイ◯

 

1番では日本のエース・張本智和がNi.アラミヤンと対戦。果敢に攻撃を仕掛けるNi.アラミヤンに対し、フォアの調子がイマイチ上がらない張本はツッツキとブロックで得点を狙う。最終ゲームは7-3で張本がリードを奪っていたが、そこから追いつかれジュースに。3度のマッチポイントを握った張本だが、チャンスをものにできず、ゲームカウント2-3で敗戦を喫した。

Ni.アラミヤンにラリー戦で押された張本(写真:WTT)

22年世界選手権のリベンジを果たしたNi.アラミヤン(写真:WTT)

 

2番の戸上隼輔もNo.アラミヤンにフルゲームで敗れ、3番は吉村真晴がホダエイと対戦。ハイトス、巻き込み、YGなど多彩なサービスを駆使するホダエイに対し、吉村もアップダウンサービスで対抗。この試合もフルゲームまでもつれ、最終ゲームは吉村が10-8とリードしながらも、そこから4連続得点を許して逆転負け。敗れた吉村はしばらくの間コートから動けなかった。

2番で戸上に勝利したNo.アラミヤン(写真:WT T)

3番で吉村を下したホダエイ(写真:WTT)

吉村はマッチポイントを握りながらも逆転負け(写真:WTT)

 

●女子団体準決勝

〈日本 3-1 韓国〉
○早田ひな 7、6、8 申裕斌
平野美宇 3、-12、-9、4、-6 田志希○
○張本美和 6、10、5 徐孝元
○平野美宇 11、-7、9、9 申裕斌

女子は準々決勝でチャイニーズタイペイにストレートで勝利。先ほど行われた韓国との準決勝では、2番で平野が田志希に敗れるも、1番で早田、3番で張本、4番で平野が勝利。総合力の高さを見せつけ、決勝進出を決めた。決勝は明日(9月26日)の14時から行われ、中国と対戦する。

 

今大会積極的に起用されている張本。3番では冷静なカット打ちで徐孝元を攻略した

 

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