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世界ユース日本代表最終選考合宿 女子は白山亜美、小塩遥菜、張本美和、青木咲智が代表切符

 1025日より大分県・杵築市文化体育館で開催されている2021年世界ユース選手権大会(12月2~8日・ポルトガル)男女日本代表最終選考合宿は女子の全試合が終了。4名の代表が決定した。

 2003年から2019年まで行われたきた(昨年の大会は中止)「世界ジュニア選手権」が今大会から「世界ユース選手権」に改称。種目もこれまでは「ジュニア」というひとカテゴリーで行われてきたが、世界ユース選手権では「U19」「U15」の2つのカテゴリーに分かれて開催される。

 今回の選考合宿では6名ずつに分かれての予選リーグを行った後、トーナメントによって順位を決定。最終順位からU19年代の上位2名、U15年代の上位2名が代表権を手にする。女子の最終順位、上位の結果は下記のとおり。

 

【2021年世界ユース最終選考合宿】

◆女子最終順位

1位:白山亜美(明徳義塾高・高校2年)※U19代表決定

2位:小塩遥菜(JOCエリートアカデミー/星槎・高校1年)※U19代表決定

3位:赤江夏星(香ヶ丘リベルテ高・高校2年)

4位:張本美和(木下アカデミー・中学1年)※U15代表決定

5位:青木咲智(ミキハウスJSC・中学2年)※U15代表決定

6位:小塩悠菜(星槎中・中学1年)

7位:面田采巳(四天王寺高・高校2年)

8位:原芽衣(四天王寺高・高校1年)

9位:枝廣愛(就実高・高校3年)

10位:篠原夢空(貝塚第二中・中学3年)

11位:竹谷美涼(貝塚第二中・中学1年)

12位:鈴木美咲(山陽学園中・中学3年)

 

◆上位結果

〈準決勝〉

小塩遥菜 6、6、11 赤江夏星

白山亜美 8、-4、6、10 張本美和

〈決勝〉

白山亜美 7、9、11 小塩遥菜

 

 U19では白山が1位で代表権を獲得。予選リーグでは赤江に敗れて2位で準決勝進出となったが、決勝で小塩にストレートで勝利して1位を決めた。白山は世界ジュニア時代も含めて初出場。2位でU19代表となった小塩は2019年の世界ジュニアで中学2年にして準優勝を果たしており、今回もさらなる活躍が期待される。

1位でU19代表となった白山(写真は2021年インターハイ)

 

 U15では全中王者の張本が全体の4位で代表をつかんだ。兄・智和は2016年世界ジュニアを中学1年生で制し、史上最年少優勝記録を樹立。妹・美和も世界ユースU15初代女王を狙う。青木は2019年全日本ホープス準優勝など、同年代の中では全国トップを走ってきた。身体能力の高さを活かした両ハンドドライブで張本に負けじと活躍を見せたい。

U15代表をつかんだ張本は中学1年で堂々の4位(写真は2021年全中)

 

男子は昨日から試合がスタートし、今日代表選手が決定する。

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