埼玉・サイデン化学アリーナで開催中の後期日本リーグは今日が大会4日目。男女2部は全日程が終了し、男子はリコー、女子は愛媛銀行が優勝。ともに1期での1部復帰を決めた。
【男子2部試合成績順位】
●上位リーグ
1位:リコー(5勝0敗)
2位:朝日大(4勝1敗)
3位:原田鋼業(3勝2敗)
4位:関西卓球アカデミー(2勝3敗)
5位:豊田自動織機(1勝4敗)
6位:JR北海道(0勝5敗)
●下位リーグ
1位:埼玉工業大(4勝0敗)
2位:協和発酵バイオ(2勝2敗)
3位:同志社大(2勝2敗)
4位:トヨタ自動車(1勝3敗)
5位:ケアリッツ・アンド・パートナーズ(1勝3敗)
男子2部はリコーと朝日大が優勝をかけて最終戦で全勝対決。朝日大は2番で馬渡が5度のマッチポイントをしのいで郡山に逆転勝利し、前半は1-1で折り返す。ダブルスはリコーペアが1ゲーム目を先取したが、ここから朝日大ペアが2ゲームを連取して1部昇格に王手。リコーは4番の池田が増本を下すと、5番は鹿屋。2-1とゲームをリードしたが、朝日大・佐藤が足を使った粘りのドライブ連打でフルゲームに持ち込み、最終ゲームも9-9。ここで佐藤のあまくなったサービスを鹿屋が逃さずに狙い撃ちマッチポイントを握ると、次の1本をきっちり奪ってゲームセット。前期大会で2部に降格となったリコーが苦しみながらも全勝で1部昇格を決めた。
【女子2部試合成績順位】
1位:愛媛銀行(7勝1敗)
2位:埼玉県選抜(7勝1敗)
3位:早稲田大(5勝3敗)
4位:豊田自動織機(3勝5敗)
5位:広島日野自動車(3勝5敗)
6位:オークワ(3勝5敗)
7位:朝日大(3勝5敗)
8位:クローバー歯科フェアリーズ(3勝5敗)
9位:JR北海道(2勝6敗)
前期大会で1部最下位に終わり2部に降格した愛媛銀行だったが、1期で1部へ復帰。最終戦まで唯一全勝をキープしていたが、オークワに1-3で黒星。最終的に埼玉県選抜に勝敗で並ばれたが、得失率でわずかに上回り2部優勝を決めた。
試合成績順位の2、3位にはスポット参戦チームが入る健闘。埼玉県選抜は最終戦まで1位のチャンスを持って戦い、わずかに及ばずも堂々の2位。高校生のみのメンバーでこの成績は見事だ。
男女1部は明日が最終日。第5戦までを終え、男子は東京アートが5勝0敗、愛知工業大、日鉄物流ブレイザーズ、協和キリンが4勝1敗で追う。女子は中国電力が全勝で首位。第4戦まで全勝だった昭和電工マテリアルズは第5戦で十六銀行に前半2-0のリードからまさかの逆転負けを喫した。
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