卓球王国 2024年12月20日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
トピックス

全農カップ、順位決定で対戦した平野対伊藤。平野が完封勝利

平野は得点のたびに声を出して自らを鼓舞していた

 

この大会に男女16人ずつが出ているが、選考会の目的である代表権は男女2、3名ずつに絞られている。女子は平野美宇と伊藤美誠、男子は戸上隼輔、田中佑汰、篠塚大登だ。女子は平野が2位をキープし、男子は篠塚が田中を抜いて選考ポイントで3位に上がるが、2位の戸上との差は詰まっていない。

女子の五輪シングルス枠2名の2番目を争う平野と伊藤が直接対決。「これだけポイントがせってくると意識しないようにしても、のしかかってくるものがある。後悔しないように戦おうとして、それができたことでほっとした」と平野は涙ながらにコメントを残した。

 

試合後にベンチコーチと固く握手をする平野(奥)と伊藤

 

伊藤との順位決定戦を終えて取材にこたえる平野

 

●女子順位決定戦(5~8決定戦)

平野美宇(木下グループ) 8、5、9、8 伊藤美誠(スターツ) 

大藤沙月(ミキハウス) -7、7、6、-7、3、5 横井咲桜(ミキハウス)

●男子順位決定戦(5~8決定戦)

谷垣佑真(愛知工業大) 12、9、-10、4、-13、6 及川瑞基(木下グループ)

横谷晟(愛知工業大) -6、9、5、4、-9、8 田中佑汰(個人)

 

大会前の選考ポイントを3位に付けていた田中は有延、横谷に敗れた

 

<11月26日>

●女子準決勝

早田ひな(日本生命) vs.  木原美悠(木下グループ) 

張本美和(木下アカデミー)  vs.  長﨑美柚(木下グループ) 

●男子準決勝

張本智和(智和企画) vs.  篠塚大登(愛知工業大) 

戸上隼輔(明治大)  vs.  有延大夢(琉球アスティーダ)

関連する記事