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2025年1月の全日本選手権は一般シングルス・ジュニアと、ダブルスが分離開催。肥大化に歯止めか? 大会史上初の試み

本日、12月9日に開かれた日本卓球協会の理事会で、2025年1月に開催予定の全日本選手権大会が一般シングルスとジュニアと、ダブルスで分離開催れることがメディアに公表された。

現在、1週間を使い、男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルス、男女ジュニアの7種目を行っている「全日本卓球」の肥大化が以前よりが問題視されていたが、参加人数を減らさない方向で、ジュニアを分離させるか、ダブルスを切り離すかを前年から議論した結果、25年1月のほぼ同じ時期(正式日程はまだ未発表)に6日間で男女シングルスと男女ジュニアを東京で行い、3日間あけて、会場を愛知に移して男女ダブルス、混合ダブルスを4日間かけて行うことが理事会後の会見で明らかになった。

全日本選手権は記録としては昭和10年(1935年)から開催されており、男女のダブルスも併設されていた。第二次世界大戦のため中断された同大会には、戦後の昭和21年(1946年)からは混合ダブルスが加わり、さらに昭和25年(1950年)からはジュニアが新種目として加わった経緯がある。

 83回目となる2025年開催の全日本選手権は、大会史上、初の分離開催となる。協議の中で、選手やコーチなどの費用負担と開催期間の長さを懸念する声もあがったという。まず2025、26年の2年間をトライアル(試行)大会にするとのこと。

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