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深夜に及んだ昨日の熱戦の興奮冷めやらぬまま、大会2日目を迎えるWTT女子ファイナルズ。2日目の試合は13時からスタートし、午後と夜に女子シングルスとダブルスの準々決勝が2試合ずつ行われる。午後の試合に日本勢は出場せず、女子シングルス準々決勝はいずれも中国勢対決だ。タイムテーブルは下記のとおり。
●WTT女子ファイナルズ 大会2日目／12月16日のタイムテーブル
13：00 ●女子シングルス準々決勝
陳幸同（中国） vs. 王曼昱（中国）
13：35 ●女子シングルス準々決勝
張瑞（中国） vs. 王芸迪（中国）
14：10 ●女子ダブルス準々決勝
李昱諄／鄭怡静（チャイニーズタイペイ） vs. 杜凱琹／朱成竹（香港）
14：45 ●女子ダブルス準々決勝
C.シェルベリ／ベルクストレム（スウェーデン） vs. 王曼昱／孫穎莎（中国）
18：30 ●女子シングルス準々決勝
伊藤美誠 vs. 陳夢（中国）
19：05 ●女子シングルス準々決勝
孫穎莎（中国） vs. ハン・イン（ドイツ）
19：40 ●女子ダブルス準々決勝
木原美悠／長﨑美柚 vs. 申裕斌／田志希（韓国）
20：15 ●女子ダブルス準々決勝
倪夏蓮／デヌッテ（ルクセンブルク） vs. 陳夢／王芸迪（中国）
18時30分からの女子シングルス準々決勝で、日本勢で唯一勝ち残っている伊藤美誠が陳夢と対戦する。回転量の多いバックドライブと巧みな緩急を駆使し、異質型に強さを見せる陳夢。これまで中国選手から数多くの勝利を挙げてきた伊藤が、時に接戦を演じながらも未だに勝利を挙げられていない。
今年5月の世界選手権個人戦でも準々決勝で対戦し、陳夢がストレートで伊藤に勝利。体調が万全でない伊藤にとって、相当にタフな試合になるが、「久しぶりに日本で国際大会で戦えるのはうれしいし、（観客の）皆さんの前でまた試合をできるのが楽しみ」と語った伊藤。地元大会で初勝利を目指す。
昨日の女子シングルス1回戦後、会場インタビューに答える伊藤美誠
なお、陳夢は現在世界ランキング3位で、中国女子のトップ3の一角。準々決勝は5ゲームズマッチで行われるため、伊藤が勝利した場合はパリオリンピックのシングルス選考ポイント「10」が加算される。
そして女子ダブルス準々決勝では、木原美悠と長﨑美柚の「Wみゆう」ペアが23年世界選手権2位の申裕斌／田志希（韓国）と激突。2019年のITTFワールドツアー・グランドファイナルでは、孫穎莎／王曼昱（中国）を破って優勝している木原／長﨑。ラリー戦に強く、粘り強い韓国ペアは強敵だが、ホームの大声援を背に大会最終日へと駒を進めたい。
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