1月3〜5日にかけて、カタール・ドーハで開催されたWTTシリーズ年間王者を決めるWTT男子ファイナルズ。男子シングルスは、昨日(5日)行われた準決勝・決勝で、チウ・ダン(ドイツ)と樊振東(中国)にストレートで勝利した王楚欽(中国)が2連覇を達成した。
●男子シングルス準決勝
樊振東(中国) 6、6、7、9 林高遠(中国)
王楚欽(中国) 4、5、5、8 チウ・ダン(ドイツ)
●男子シングルス決勝
王楚欽 8、9、12、7 樊振東
準決勝で林高遠(中国)との同士討ちに完勝した樊振東との決勝は、王楚欽が1ゲームを先行。2ゲーム目、9-3から9-9に追いつかれたが逃げ切ってゲームを連取した。
3ゲーム目はジュースにもつれるものの、要所でラリーを確実にものにした王楚欽が14-12で奪い、そのままストレートで勝利し栄冠を手にした。王楚欽は試合後、「チームメイトである東兄(=樊振東)との決勝ではプレッシャーを感じることもなく、試合をとても楽しむことができた。このような最高の舞台で世界1位の選手を相手に全てを出し切って戦えた。メンタル面もとてもよかった」と語った。
●男子ダブルス決勝
向鵬/袁励岑(中国) 8、2、8 林高遠/林詩棟(中国)
また、男子ダブルスは初戦で戸上隼輔/宇田幸矢(明治大)、準決勝でA.ルブラン/F.ルブランをそれぞれフルゲームで退けた向鵬/袁励岑(中国)が、決勝で林高遠/林詩棟(中国)にストレートで勝利し優勝。向鵬がつないだボールを袁励岑がカウンタードライブで仕留める連係プレーがさえわたった。
写真提供:WTT
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