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近畿大卓球部が「KINDAI BIG BLUE 卓球フェスティバル」を初開催。200名以上の小・中学生が参加

 2月25日に近畿大卓球部が「KINDAI BIG BLUE 卓球フェスティバル」を開催。近畿圏内を中心に200名を超える小・中学生が参加して盛大に行われた。(写真提供:近畿大卓球部)

 

 近畿大卓球部といえば、1979年世界選手権優勝の小野誠治氏、1975年世界選手権3位の高島規郎氏らを輩出した西の名門。女子日本代表監督も務め、日本生命レッドエルフ総監督として指揮を執る村上恭和氏、男子日本代表監督・JOCエリートアカデミー総監督・日本卓球協会強化本部長を歴任し、現在は日本卓球協会専務理事を務める宮﨑義仁氏など、指導者や協会関係者として活躍するOBやOGも多い。

 今回のイベントは近畿大卓球部のリブランディング事業の一環として初めて開催。「社会への貢献と将来の人材の育成」の思いのもと、大学・卓球部・卓球部OB&OGが一体となり「他の大学がやっていない、KINDAIだからできる“ことづくり”」をテーマに考えを持ち寄って企画された。イベントは近畿大卓球部の選手たちとの試合コーナーと、近畿大卓球部OBの濵川明史さん(2019年全日本選手権ベスト16)と同OBの藤井優子さん(2010年全日学優勝)による講習会コーナーの2部構成。参加者は2グループに分かれ、午前・午後で入れ替わって試合コーナーと講習会コーナーの両方を体験できるようにするなど、イベントをじっくり楽しんでもらう工夫も凝らした。

 講習会コーナーでは参加者から積極的に質問が飛び、内容を熱心にノートに書き記す姿も。試合コーナーでは選手からアドバイスをもらう姿が各コートで見られたほか、直に触れ合う中で「近畿大の選手に推しができた」という声も聞かれた。その他、「ニッタク」ブランドでお馴染みの日本卓球株式会社のラケット・ラバー・シューズの試打&試履きスペースも設けられ、盛況のうちに幕を閉じた。

 近畿大卓球部は今後もこうしたイベントを開催予定で、大学の一体育会卓球部という枠組みを越えてより多くのファンに応援してもらえるチームを目指して活動していく。

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