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いよいよ明日で大会最終日を迎える東京選手権。本日（9日）は男女ダブルスで優勝ペアが決定。昨年大会では男女ともに高校生ペアが頂点に立ったが、今年は社会人ペアが王者に輝いた。
【男子ダブルス】
優勝：硴塚将人／田原彰悟（協和キリン㈱）
準優勝：松平賢二／宮川昌大（協和キリン㈱／明治大）
3位：木村飛翔／白山遼（駒澤大）、中村光人／谷垣佑真（愛知工業大）
男子ダブルスを制したのは硴塚将人／田原彰悟ペア。全日学ダブルスのタイトルホルダーでもある二人は、準決勝で木村飛翔／白山遼のカットペアに苦戦しながらもフルゲームで勝利。続く決勝では、協和キリンの先輩である松平賢二と、昨年大会同種目準優勝の宮川昌大とのペアと対戦した。
粘り強さが光った硴塚（左）／田原
決勝は、両ペアが1ゲームずつ奪い合う展開が続き、勝負の行方は最終ゲームへ。ゲーム序盤は一進一退だったが、中盤で硴塚／田原が9-5とリードに成功。松平／宮川も意地を見せ、10-9までじわじわと追い上げたが、最後は11-9で硴塚／田原が振り切り、見事優勝を決めた。
2度のフルゲームを乗り越えた二人からは、安堵と疲れの色が見えた
優勝：硴塚将人（左）／田原彰悟
準優勝：松平賢二（右）／宮川昌大
決勝後はベンチで悔しさをにじませた
3位：木村飛翔（左）／白山遼
3位：中村光人（右）／谷垣佑真
男子ダブルス決勝がフルゲームの大接戦となった一方、女子ダブルス決勝は3-0で決着がついた。
【女子ダブルス】
優勝：梅村優香／塩見真希（サンリツ）
準優勝：武山華子／枝廣愛（中央大）
3位：出雲美空／白山亜美（サンリツ）、岡田琴菜／今枝愛美（愛知工業大／愛み大瑞穂高）
昨年大会は予選で敗れ、出場を果たせなかったという梅村優香／塩見真希ペアが、「一番苦しかった」と語った金子碧衣／秋山星（松戸市役所）との初戦をゲームカウント1-2からの逆転で乗り越えると、全日本社会人優勝ペア、全日本3位ペアなどの実力ペアを連破して頂点へと駆け上がった。
息の合ったプレーを見せた梅村（左）／塩見
梅村／塩見は、準決勝で出雲美空／白山亜美との同士討ちを制すと、決勝は武山華子／枝廣愛と対戦。サービス・レシーブで相手を崩し、ラリー戦になれば相手の動きを読みながらうまくコースを外すなど、円熟味すら感じさせる見事なコンビネーションを見せ、ストレート勝利で優勝を決めた。
優勝：梅村優香（左）／塩見真希
準優勝：武山華子（左）／枝廣愛
3位：出雲美空（左）／白山亜美
3位：岡田琴菜（右）／今枝愛美
なお、大会最終日となる明日（10日）は、男女シングルス・男女ジュニア・男女カデットの6種目で王者が決定する。
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