3月16日、千葉県浦安市・ZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREAで開催された「Emma Sleep スポーツキャンプ 2024」に水谷隼さんが参加。このイベントは3月18日の「春の睡眠の日」に先駆け、スポーツを通して子どもたちに睡眠の大切さを伝えることを目的としたもの。当日は元サッカー日本代表の岩渕真奈さんとのトークセッションなどが行われた。（写真：主催者提供）
世界の第一線で活躍してきた水谷さんは現役時代の睡眠について尋ねられると「1時間半から2時間くらい昼寝をして、夜は8時間寝ていたので、計10時間くらいは寝ていた」と回答。岩渕さんも「（現役時代は）すごく寝ていた」と明かし、「合宿だったら、朝起きてご飯を食べて、また一回寝て、練習をして、昼に寝て、また練習に行って夜に寝ていた」と、水谷さんと同様にパフォーマンス向上のために睡眠をかなり大事にしていたと語った。
トークセッション後には岩渕さんによるサッカー教室も行われ、水谷さんも参加。岩渕さんとのペアでイベントに参加した子どもたちとの対決も実現。岩渕さんに負けじと巧みな足技を披露して場を盛り上げた。
卓球、女子サッカーともすでにパリ五輪出場を決めており、イベント後の囲み取材ではそれぞれの代表についての質問も飛び、岩渕さんは「チームで集まれる期間がなかなかないので、個々の成長やコンディションの部分は大切にしないといけない。集まった時はチームとしての戦術やバリエーションを増やすという意味での戦術理解が大事だと思います。自信を持って大会に臨むためにいい準備をしてもらいたいです」とコメント。
水谷さんは「東京五輪が終わった段階でパリ五輪を意識してきていると思う。これから5カ月で大きく成長するのは難しいと思うので、ここからどうやってパリ五輪でベストなプレーができるか調整する段階に入ってくる。大きな大会に自分の良いコンディションで臨めるように準備していってほしいです」と後輩たちにエールを送った。
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