4月15〜21日にかけて中国・マカオで開催中の『ITTF男女ワールドカップ』。第2ステージ1回戦に登場した張本美和(木下グループ)が現・世界ランキング3位の王芸迪(中国)に勝利し、準々決勝進出を決めた。
張本美和(木下グループ) 10、-6、8、6、14 王芸迪(中国)
力強いバックハンドで両サイド厳しくコースを打ち分けるなど、序盤から両ハンドがさえた張本がゲームを先制。
2ゲーム目を6-11で落とすも、動じなかった張本。相手のボールが少しでもあまくなればコンパクトなスイングのドライブで逆襲し、バック対バックの打ち合いでも緩急を交えながら相手のミドルを突いて得点を重ねるなど、冷静な試合運びを見せて一気に2ゲームを連取。
ゲームカウント3-1リードで迎えた5ゲーム目は、王芸迪も意地を見せジュースにもつれたが、最後まで攻撃の手を緩めなかった張本が16-14で勝ち切り、8強入りを決めた。
張本は準々決勝で、A.ディアス(プエルトリコ)とポルカノバ(オーストリア)の勝者と対戦する。
写真提供:ITTF
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