3月末にT.T彩たまを退団し、今シーズンはドイツ・ブンデスリーガ強豪チーム「FC.ザールブリュッケン」でのプレーが決まった神巧也が、株式会社ファーストとの所属契約を締結。4月28日に調印式がファースト本社で行われた。
ファーストは岸川聖也、松平健太、大矢英俊、町飛鳥らトップ選手が所属していて、全日本実業団選手権で3位に入る実績を持つ。神が加入したことでチーム力はさらに上がり、今夏に開催予定の実業団選手権で初優勝を狙う。
「この度はファーストの浜野社長に声をいただき、卓球界では誰もが知っているファーストのゼッケンを背にしてプレーできることを誇りに思います。目標は実業団での優勝で、とにかくこれにこだわります。また、ファーストは卓球スクールも行っているので、そこで私にしかできないイベントも開催していきたいと思っています」と神選手。
浜野社長は「当社としては悲願である実業団選手権の優勝を目指している中で、神巧也君の力が必要だと思い、今回の所属契約に至りました。また、神君はすべてを捨ててドイツで新しいチャレンジを行うということで、私たちも少しでも手伝いたいなと思った次第です」と浜野浩社長。
株式会社ファーストの浜野浩社長(左)と神巧也選手
調印式にはサプライズとして、青森山田の先輩であり、T.T彩たまでもともに戦った松平健太選手が花束を持って登場。これを知らされていなかった神選手は驚きとともに「うれしいです!」と笑顔で答えた。
サプライズで登場した松平健太選手(左)
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