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【卓球】世界ランキングで女子は早田ひなが日本最高の5位へ躍進。張本智和が7位にダウン

過去2年間、コロナ禍で国際大会が少なかった中、卓球の世界ランキングが大きく変動している。

5月3日に世界ランキング(ウィーク18)が更新された。
日本は、男子の張本智和(IMG)が5位から7位に落ち、2番手に27位の宇田幸矢(明治大)、3番手に49位の戸上隼輔(明治大)が入った。
女子は4位につけていた伊藤美誠(スターツ)が6位に落ち、代わって早田ひな(日本生命)が6位から5位に上がり、日本女子の最高位となった。3番手には10位の石川佳純(全農)、4番手に15位の木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)が入っている。
また東京五輪の団体メダリストの丹羽孝希は26位から67位へ、平野美宇は16位から44位へランキングを落とした。

世界ランキングのポイントは2021年以降の過去の対象大会で成績の良い8大会の合計となっている(有効期限は1年)。2020年までの獲得ポイントは移行期間の間は一定のポイントが保持されていたが、現在の世界ランキングでは保持するポイントが無くなったために、WTTや世界イベント、大陸イベントに参戦していない選手は大きくポイントを失う結果となり、ランキングも大きく変動している。

以下は、世界ランキングのトップ20位までと、100位以内の日本選手 ( )内は前週(ウィーク17の順位)

国際卓球連盟2022年5月3日発表
●男子・世界ランキング
1(1) 樊振東(中国)
2(2) 馬龍(中国)
3(4) 梁靖崑(中国)
4(3) カルデラノ(ブラジル)
5(15) モーレゴード(スウェーデン)
6(11) ヨルジッチ(スロベニア)
7(5) 張本智和(日本)
8(6) 林昀儒(チャイニーズタイペイ)
9(7) オフチャロフ(ドイツ)
10(12)アルナ(ナイジェリア)
11(9) ボル(ドイツ)
12(14)フランチスカ(ドイツ)
13(13) 王楚欽(中国)
14(24) チウ・ダン(ドイツ)
15(23) K.カールソン(スウェーデン)
16(29) シェルベリ(スウェーデン)
17(16) ピッチフォード(イングランド)
18(10) 林高遠(中国)
19(27) O.アサール(エジプト)
20(36) 林鐘勲(韓国)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
27(31) 宇田幸矢
49(67) 戸上隼輔
64(147)木造勇人
67(26) 丹羽孝希
80(52) 森薗政崇
88(205)篠塚大登

 

 

日本女子の世界ランキンで最上位に躍り出た早田ひな

●女子・世界ランキング
1(1) 陳夢(中国)
2(2) 孫穎莎(中国)
3(3) 王曼昱(中国)
4(5) 王芸迪(中国)
5(6) 早田ひな(日本)
6(4) 伊藤美誠(日本)
7(8) 杜凱琹(香港)
8(12) ハン・イン(ドイツ)
9(10) A. ディアス(プエルトリコ)
10(7) 石川佳純(日本)
11(11) 田志希(韓国)
12(20) ヤン・シャオシン(モナコ)
13(14) ポルカノバ(オーストリア)
14(9) 馮天薇(シンガポール)
15(22) 木原美悠(日本)
16(26) ミッテルハム(ドイツ)
17(46) 劉煒珊(中国)
18(32) マテロバ(チェコ)
19(30) タカハシ(ブラジル)
20(53) 范思琦(中国)
・・・・・・・・・・・・・・・
44(16) 平野美宇
54(44) 芝田沙季
58(33) 加藤美優
59(73) 安藤みなみ
60(25) 佐藤瞳
71(287) 張本美和
96(62) 長崎美柚

 

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