海外の卓球関係者の人が見たら、日本のユース以下の大会は相当不思議に思うだろう。U12(12歳以下)のホカバ(ホープス・カブ・バンビ)と、カデット、ジュニアが3大会として全く別の大会のように行われているからだ。しかも、カデットは1歳刻みで、ダブルスの種目まである。ジュニアは慣習として、全日本選手権に付随している。
統制が取れていないし、整合性もない。それなのに誰もそのおかしい部分を指摘せずに、何十年もやってきた。
今や大きな全国大会、たとえば、全日本選手権、全日本クラブ選手権、全日本マスターズ、全日本ラージなどは大会が肥大化しすぎて、どの加盟団体も開催に手を挙げなくなっている。それで大変だ、大変だと言うが、その大会のアウトラインを引き、種目を増やしてきたのは日本卓球協会で、自分たちの首を自分たちで締めてきたのだ。
そんな摩訶不思議な日本のユース大会をバッサリと斬り、ゼロベースで考えるべきというのが本日発売の最新号の「クローズアップ」のテーマである。
ぜひご一読を。
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