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【卓球】アジアジュニア・カデット選手権、日本は4種目で金! カデット男子は岩井田駿斗が制覇

916日にラオス・ビエンチャンで2022アジアジュニア・カデット卓球選手権が開催され、11種目で熱戦が繰り広げられた。3年ぶりの開催となった同大会に日本からは男女各7選手が参加し、4個の金メダルを含む計10個のメダルを獲得した。

団体戦では全中チャンピオンの面手凛(山陽学園中)を擁するカデット女子が、準決勝で韓国に3-2で勝利すると、決勝ではチャイニーズタイペイをストレートで破り頂点に立った。面手はカデット女子シングルスでも決勝に進んだがウォンラホン(タイ)に敗れ準優勝に終わった。

 

個人種目ではカデット男子シングルスで岩井田駿斗(野田学園中)が決勝で谷本拓海(兵庫中)との同士討ちをゲームオールで制しアジアカデットチャンピオンに輝いた。

また、ジュニア種目では男女ともシングルスでは上位進出はならなかったものの、男子ダブルスで飯村悠太/坂井雄飛(野田学園高/愛工大名電高)が中国ペアとのゲームオールジュースの接戦を制し優勝。女子ダブルスでも赤江夏星/鈴木美咲(香ヶ丘リベルテ高/山陽学園高)が決勝でチャイニーズタイペイペアをストレートで制しタイトルを獲得した。

日本代表選手と上位の結果は以下のとおり。

 

【日本代表選手】

男子

ジュニア:飯村悠太(野田学園高)、前出陸杜(高田高)、坂井雄飛(愛工大名電高)、高橋航太郎(実践学園高)

カデット:岩井田駿斗(野田学園中)、谷本拓海(兵庫中)、川上流星(星槎中)

女子

ジュニア:赤江夏星・由本楓羽・篠原夢空(香ヶ丘リベルテ高)、鈴木美咲(山陽学園高)

カデット:髙森愛央・青木咲智(ミキハウスJSC)、面手凛(山陽学園中)

 

 アジアジュニア&カデット上位入賞記録

ジュニア男子団体

優勝:中国 2位:日本 3位:韓国、インド

ジュニア女子団体

優勝:中国 2位:チャイニーズタイペイ 3位:日本、韓国

カデット男子団体

優勝:中国 2位:チャイニーズタイペイ 3位:日本、イラン

カデット女子団体

優勝:日本 2位:チャイニーズタイペイ 3位:韓国、中国

ジュニア男子シングルス

優勝:陳垣宇(中国) 2位:高承睿(チャイニーズタイペイ) 3位:韓欣沅(中国)、国棟(中国)

ジュニア女子シングルス

優勝:覃予萱(中国) 2位:陳熠(中国) 3位:韓菲兒(中国)、ゴールパデ(インド)

カデット男子シングルス

優勝:岩井田駿斗(日本) 2位:谷本拓海(日本) 3位:康有徳(中国)、クルマンガリエフ(カザフスタン)

カデット女子シングルス

優勝:ウォンラホン(タイ) 2位:面手凛(日本) 3位:青木咲智(日本)、イ・ソンウン(韓国)

ジュニア男子ダブルス

優勝:飯村悠太/坂井雄飛(日本) 2位:曾蓓勲/国棟(中国) 3位:ジャイン/マリク(インド)、陳垣宇/韓欣沅(中国)

ジュニア女子ダブルス

優勝:赤江夏星/鈴木美咲(日本) 2位:黃淨嘉/王媺(チャイニーズタイペイ) 3位:陳熠/覃予萱(中国)、縦歌曼/韓菲兒(中国)

ジュニア混合ダブルス

優勝:ジャイン/ゴールパデ(インド) 2位:韓欣沅/覃予萱(中国) 3位:陳顥樺/黄凱彤(香港)、呉晙誠/キム・ソンジン(韓国)

 

カデット男子シングルスを制した岩井田駿斗(写真は22年8月の全中より)

カデット女子シングルス2位の面手凛。団体では優勝に輝いた(写真は22年8月の全中より)

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