弊誌の読者にはカットマンやペン粒高の戦型を選び、攻撃型に立ち向かっている選手も多い。攻撃型が全盛の今、チーム内にはカットマンやペン粒高の選手は少なくなっている。だからこそ、カットマンやペン粒高といった異端かつ希少なスタイルが輝けるのではないだろうか。
9月のTリーグ開幕戦で、カットを使うオールラウンドスタイルの英田理志(T.T彩たま)が世界ランキング5位のカルデラノ(木下マイスター東京)を会心のプレーで破った一戦は、その最たる例である。敗戦後にカルデラノは英田を「今まで経験したのことのタイプ」とコメントした。
カットを使うオールラウンドプレーで活躍中の英田選手
本日発売の卓球王国11月号の用具特集は『カット&ペン粒高 ラケット大全』。カットとペン粒高のラケットの特長、Mr.カットマン・高島規郎氏によるカットマンのラケット解説、現役トップ選手とトップコーチによるラケット考、卓球王国編集部オススメの各メーカーのカット&ペン粒高のラケットなど、カットとペン粒高の選手にとって必須のページになっている。
Mr.カットマンと評された高島氏が解説(写真は現役時代)
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