ポルトガル・ギマランイスで行われた東京五輪ヨーロッパシングルス予選は全日程が終了。最終日の昨日は第2ステージが終了し、男子3選手、女子2選手が新たに出場権を手にした。(写真提供:ETTU)
【男子シングルス・第2ステージ】
●トーナメント1・準決勝
ギオニス(ギリシャ) 6、8、10、5 シポシュ(ルーマニア)
シルチェク(チェコ) 7、5、-7、-8、5、10 ボボチーカ(イタリア)
●トーナメント1・決勝
ギオニス -6、10、8、4、7 シルチェク
→ギオニスが出場権獲得
41歳のギオニスが5大会連続5度目の五輪出場。決勝はポーランドリーグ、ボゴリアの同僚対決となったが4-1でギオニスが勝利。敗れたシルチェクもギオニスを讃えた。
●トーナメント2・準決勝
ドリンコール(イギリス) 8、10、8、6 グロッド(ルクセンブルク)
イオネスク(ルーマニア) -3、-8、10、8、-9、1、7 Da.ハベソーン(オーストリア)
●トーナメント2・決勝
イオネスク 3、6、5、-10、8 ドリンコール
→イオネスクが出場権獲得
2018年ヨーロッパ選手権準優勝のイオネスクが、苦しみながらも第2ステージで出場権をつかむ。イオネスクは第2ステージ初戦で、第1ステージで出場権獲得まであと一歩に迫ったシドレンコ(ロシア)を下すと、準決勝で今予選トップシードのDa.ハベソーンに勝利。決勝ではドリンコールを下して自身2度目の五輪出場権を手にした。
●出場権獲得決定戦
シルチェク 3、3、-6、-8、7、7 ドリンコール
→シルチェクが出場権獲得
第2ステージのトーナメント決勝で敗れた選手同士が、最後の1枠をかけて対戦。シルチェクに軍配が上がり、28歳にして五輪初出場を決めた。
【女子シングルス・第2ステージ】
●トーナメント1・準決勝
ノスコワ(ロシア) 9、10、-7、11、6 アルティンカヤ(トルコ)
トリフォノワ(ブルガリア) 9、-10、8、7、8 デヌッテ(ルクセンブルク)
●トーナメント1・決勝
ノスコワ 4、10、-9、-9、6、9 トリフォノワ
→ノスコワが出場権獲得
伏兵のトリフォノワに苦しめられたが、ノスコワが勝利を収めてロンドン五輪以来、2度目の五輪出場。今予選3番目のシードとして臨んだノスコワ、その実力を見せた。
●トーナメント2・準決勝
シャオ・マリア(スペイン) 3、3、7、-10、-7、9 シェルベリ(スウェーデン)
バラゾバ(スロバキア) 4、8、8、-10、10 シャオ・ジエニ(ポルトガル)
●トーナメント2・決勝
シャオ・マリア 9、-6、7、9、-4、-5、6 バラゾバ
→シャオ・マリアが出場権獲得
26歳のシャオ・マリアが初の五輪出場を決めた。3月の世界シングルス予選では第1、第2ステージの両方で決定戦まで進出しながら、出場権を逃しており、最後のチャンスで見事に五輪切符をつかみ取った。
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