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東京五輪不参加の北朝鮮に代わる出場権の再配分が決定。シェルベリが兄妹で五輪出場へ

 IOC(国際オリンピック委員会)は新型コロナウイルスの影響で東京五輪への不参加を表明していた北朝鮮に代わる出場権の再割り当てを該当NOCに通知。北朝鮮が取得していた女子団体の出場権はフランスへ与えられ、シングルス2枠の出場権も新たな2名に分配された。

 女子団体戦には2020年1月の世界団体予選の最終代表決定戦で敗れたフランスが繰り上げで出場。フランスはシングルスに出場するユアン・ジアナン、パヴァデの2名に加え、団体戦に出場する3人目の選手としてルイエッテを選出された。

 また、団体戦出場権を獲得したことで北朝鮮に与えられていた2枠のシングルス出場権は、4月の東京五輪ヨーロッパシングルス予選で最終ラウンドまで進みながらも敗れたシェルベリ(スウェーデン)、トリフォノワ(ブルガリア)の2名に渡った。シェルベリはシングルスに出場するベリストレムのスパーリングパートナーとして東京五輪に帯同する予定だったが、開幕1カ月前に出場選手に変更となるサプライズ。兄のアントン・シェルベリとともに兄妹で五輪初出場を果たすこととなった。

開幕1カ月前に兄妹出場となったクリスティーナ・シェルベリ(写真提供:ITTF)

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