東京体育館で開催されている第75回東京卓球選手権5日目。男女ダブルスではともに高校生ペアが優勝を果たした。
【男子ダブルス】
優勝:梅村友樹/藤元駿(明徳義塾高)
準優勝:宮川昌大/山本歩(明治大)
3位:川上尚也/西康洋(日野キングフィッシャーズ)、松下大星/宮本春樹(クローバー歯科カスピッズ)
男子ダブルスはアグレッシブなプレーを貫いた梅村/藤元が優勝。決勝では大学生トップクラスの実力を誇る宮川/山本に対し、レシーブから積極的に攻撃をしかけて試合を優位に進めた。宮川/山本も威力のある両ハンドで得点を重ねて1ゲームを奪うも、梅村/藤元が最後まで攻撃の手を緩めずに3-1で勝利した。
【女子ダブルス】
優勝:今枝愛美/遊佐美月(愛み大瑞穂高)
準優勝:小林りんご/野村光(桜丘高)
3位:青木優佳/中森帆南(中国電力)、加藤亜実/小島叶愛(十六銀行)
女子ダブルスは高校生ペア同士の決勝に。ノーシードから破竹の勢いで勝ち上がってきた今枝/遊佐に対し、昨年のインターハイ準優勝でカット型と攻撃型の変則ペアである小林/野村も抜群のコンビネーションを見せ、試合は最終ゲームに突入。最終ゲームで先にマッチポイントを握った今枝/遊佐だったが、じわじわと点差をつめられジュースに。流れが小林/野村に傾きかけたが、最後は粘りを見せた今枝/遊佐がジュースをものにして優勝を決めた。
最終日となる明日は、男女シングルス・ジュニア・カデットの王者が決定する。
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