卓球王国 2024年4月22日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
トピックス

前期日本リーグ2日目 女子2部の神戸松蔭が全勝でラスト1戦。石川参戦の女子1部は波乱のスタート

 昨日から千葉・バルドラール浦安アリーナでスタートした前期日本リーグ。昨日から男女2部、2日目の今日からは男女1部の試合が始まった。

 

 女子2部は2日目を終えて、明日の1試合を残すのみ。現在、神戸松蔭女子学院大が5勝0敗で1位、オークワが4勝1敗で追う展開となっており、明日9時からの試合で両チームが対戦し、女子2部優勝チームが決定する。

神戸松蔭女子学院大は1年生の木塚が大仕事。広島日野自動車戦のラストで勝利し、全勝を守る

スポット参戦のトプコンは3勝2敗と奮闘を見せている。写真は湯本/瀬山

 

 男子1部は昨年のファイナル4で初優勝を果たした日鉄物流ブレイザーズがシチズン時計に競り負けて黒星スタート。後期大会優勝の協和キリンは単複で起用したルーキー・松山祐季が田添響を下し、平野友樹とのダブルスでも白星をあげる活躍でクローバー歯科カスピッズにストレートで勝利し、幸先の良いスタートとなった。

シチズン時計は5番・上村が田添健から勝利をあげて日鉄物流ブレイザーズを下す

協和キリンのルーキー・松山は快勝でチームに勢いをもたらした

 

 女子1部は昨年のファイナル4に進出した4チームのうち、今日の試合で勝利したのは中国電力のみ。十六銀行がエクセディ、デンソーが愛媛銀行、昭和電工マテリアルズがサンリツに敗れ、1敗でのスタートとなった。

十六銀行戦で勝利を決めたエクセディ・竹前。これが1部シングルス初勝利

サンリツは松平が単複2得点の活躍で白星スタート

 

 また、昭和電工マテリアルズはゴールド選手の石川佳純が参戦。今日のサンリツ戦では三村優果からストレートで勝利を収めた。東京五輪まで1ヶ月、五輪前の公式戦はこの日本リーグが最後になるが、どんなプレーを見せてくれるか。

昭和電工マテリアルズから出場の石川。1試合目は実力を見せて三村を圧倒

 

そして26年ぶりの女子1部挑戦となるのが百十四銀行。今日の試合では中国電力に0-3で敗れたが、ダブルスではフルゲームジュースまで食らいついた。久々の1部で存在感を見せたいところだ。

百十四銀行、トップに起用したのは新人の小脇

関連する記事