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日本卓球協会の登録人口は9万5千人減の26万人。なんとか踏みとどまる

6月20日の定時評議委員会での承認を受けて、日本卓球協会は2020年度(2021年3月末まで)の加盟団体の登録人口を発表した。

2019年度の358,124人から、95,949人減って、2020年度は262,175人が登録人口となった。

新型コロナ感染拡大を受け、全国大会が次々と中止になる中、当初は「登録人口は半分くらいまで減るのではないか」とささやかれていたが、全国の加盟団体、特に「子どもたちのために」と各地の高体連、中体連の関係者が地域での大会を開催したために、前年度比73%の登録人口で踏みとどまった。

 

日本卓球協会の登録者でないと協会主催の全国大会には出場できない。しかし、日本の卓球界では各地のオープン大会などが通常は毎日、毎週のように開催されていて、実際の卓球競技人口(毎月のように大会に出場したり、定期的に練習を行う人)はおよそ120万人、温泉卓球や大学の授業などで卓球を楽しむレジャー人口は800万人以上いると言われている。

 

 

2020年度加盟団体登録人口 ( )内は2019年度

小学生 11,692(15,067)

中学生 118,040(179,129)

高体連 60,302(76,707)

一般  49,905(61,584)

*他に日本リーグ、教職員、役職者があり

合計  262,175(358,124)

男女比

男子 163,975 女子 98,200

 

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