前期日本リーグは3日目が終了。すでにお伝えしたように女子2部では神戸松蔭女子学院大が優勝を果たした。明日が最終日となる男子2部では信号器材が全勝で首位に立っている。
信号器材は今日の最終戦で朝日大と全勝対決。序盤は気合マックスで向かってくる学生相手に押され気味だったが、中盤からしっかり対応。1、2番ともに競り合いをものすると、ダブルスでも勝利し、優勝に向けて大きな1勝を手にした。
1部は男女ともに各チーム2試合ずつを消化。ここまで男子で3戦全勝は協和キリン、東京アート、愛知工業大の3チーム。東京アートは今日の最終戦でシチズン時計に3番のダブルスを終えて1-2と追い込まれたが、4番の坪井勇磨、5番の小西海偉の2人が踏ん張り逆転勝利で全勝をキープした。
女子で全勝は昨年後期大会の王者・中国電力のみ。ここまで3試合を戦い1点を落としたのみで安定した戦いぶりを見せている。その中国電力を2勝1敗で追うのが十六銀行、昭和電工マテリアルズ、サンリツの3チーム。昨年のファイナル4王者・十六銀行は今日のサンリツ戦で敗戦間際で踏みとどまった。ダブルスを終えて2-1とリードしたが、同時進行の4、5番で5番が敗戦。4番の徳永美子も谷岡あゆかとフルゲームの熱戦となったが、最後は14-12で勝利した。
そんな中で開幕から3連敗を喫したのが昨年の後期大会3位デンソー。野村萌が0勝3敗、森田彩音が0勝2敗と勝利をあげられず、苦しい試合が続く。
そして26年ぶりの1部となった百十四銀行はデンソーから金星。トップで小脇瑞穂が野村萌を下すとダブルスも奪って王手。4番では谷本史奈が森田彩音を相手に両ハンドで打ち合う堂々のプレーでストレートで勝利し、久々の1部での白星をあげた。
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