前期日本リーグは大会最終日を迎え、男女1部で優勝チームが決定。男子は愛知工業大、女子は昭和電工マテリアルズがともに2度目の日本リーグ優勝を果たした。
【男子1部】
1位:愛知工業大(7勝0敗)
2位:東京アート(5勝2敗)
3位:日鉄物流ブレイザーズ(5勝2敗)
4位:協和キリン(4勝3敗)
5位:シチズン時計(3勝4敗)
6位:日野自動車キングフィッシャーズ(3勝4敗)
7位:クローバー歯科カスピッズ(1勝6敗)
8位:リコー(0勝7敗)
男子は昨日の試合を終えて5勝0敗の愛知工業大を協和キリン、東京アート、日鉄物流ブレイザーズが4勝1敗で追う状況で最終日がスタート。今日の第1試合で愛知工業大は協和キリン、日鉄物流ブレイザーズが東京アートに勝利して両チームが優勝をかけて最終戦で対戦することとなった。日鉄物流ブレイザーズは3-0で勝利すれば逆転優勝という状況だったが、1~3番まですべてフルゲームにもつれた末に愛知工業大がストレートで勝利。2015年前期以来2度目の日本リーグ優勝を勝ち取った。最高殊勲選手賞は田中佑汰。優秀選手賞も曽根翔、優秀ペア賞も木造勇人/田中佑汰と個人賞も独占でのVとなった。
【女子1部】
1位:昭和電工マテリアルズ(6勝1敗)
2位:中国電力(5勝2敗)
3位:エクセディ(4勝3敗)
4位:十六銀行(4勝3敗)
5位:サンリツ(4勝3敗)
6位:百十四銀行(3勝4敗)
7位:デンソー(1勝6敗)
8位:愛媛銀行(1勝6敗)
女子は中国電力、昭和電工マテリアルズが4勝1敗、十六銀行、エクセディが3勝2敗で最終日がスタート。第6戦で十六銀行とエクセディが敗れる中、中国電力、昭和電工マテリアルズが勝利し、最終戦の結果で両チームのいずれかが優勝ということになった。
中国電力は1番の庄司有貴、2番の井絢乃がともに序盤は優勢で試合を進めるも逆転負け。第6戦まで5勝をあげていた宋恵佳/成本綾海のダブルスもストレートで敗れ、大一番で痛恨の敗戦。一方の昭和電工マテリアルズは1、2番に鈴木李茄、石川佳純を並べるオーダーで一気に勝利に王手。昭和電工・内山監督が「インターハイで優勝しているペアだし、大舞台での強さがあると思って起用した」と言う平真由香/田口瑛美子が快勝をあげて実に22期ぶりの優勝をつかんだ。昭和電工マテリアルズとしては初の日本リーグ制覇。
またエクセディはチームとして過去最高位となる3位。26年ぶりに1部で戦った百十四銀行も3勝をあげ、チームの過去最高に並ぶ6位で残留を決めた。
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