本日、東京の丸ビルホールで「石川佳純選手の引退会見」がJA全農主催で行われた。3大会連続五輪メダル獲得、世界選手権混合ダブルスチャンピオンの石川選手がファンの方々へ引退の報告を行った。
以下は冒頭の石川選手のあいさつ。
「5月1日付で引退を発表してから2週間経ちました。その間に温かいメッセージをたくさんいただき、改めてたくさんの方に支えてもらったと実感しました。引退を決意した理由は、自分自身やりきったと思えたからです。晴れやかな気持ち、笑顔で今日を迎えられることをありがたく、嬉しく思っています。
7歳で卓球をはじめました。23年間の現役生活では素晴らしい経験をさせていただきました。オリンピックは3大会連続のメダルを獲得し、世界選手権ではミックスダブルスでの世界一で、あの時の表彰台に立った景色は今までもこれからも忘れられないものです。
2012年から日本リーグのレゾナックの一員としてプレーさせていただき、2018年からはTリーグの木下アビエルの一員として参加させていただき、全国各地に行ってファンの皆さんの前でプレーできて嬉しかったです。
全日本選手権では5回の優勝を達成し、どれも嬉しかったけど、5年ぶり5度目の優勝が思い出深いです。諦めないことの大切さ、チャレンジし続けることの大切さを卓球から学びました。
長い間、応援してくださったファンの皆さんに感謝を伝えたいです。うれしい時に一緒に喜んでいただき、苦しい時に寄り添ってくれた、そんな素晴らしいファンに恵まれてできたことはすごく幸せなことでした。
私が大切にしてきたことは、その日の全力でできるプレーを出してコートに立つことです。その姿を見ていただき、元気が届けられたとしたら嬉しいことです」
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