今、日本の男子選手で熱い注目を集めるプレーヤーといえば、松島輝空(そら)をおいて他にいないだろう。2月の世界卓球団体戦・釜山大会では世界王者の樊振東(中国)と熱戦を演じ、3月のシンガポールスマッシュでは世界ランキング5位のF.ルブラン(フランス)をあと一歩まで追い詰めた。
本日4月22日発売の卓球王国6月号では、松島への単独インタビューと、所属チームである木下グループ卓球部の倉嶋洋介総監督による技術特集『SORAテク!』を12ページに渡って掲載する。
「世界への挑戦状」と銘打ったインタビューでは、「基本的に自分の性格として、どんな強い相手が相手でも受け身にならない」「相手がトップレベルになるほど逆に向かっていけるし、勝てるなと思います」と「輝空語録」が全開。それは決して強がりではない。世界卓球の大舞台でも、ためらうことなくロングサービスを連発できる驚異のメンタルの秘密が垣間見えた。
『SORAテク!』では、ストップやチキータを封じる松島独特の「低い横上回転サービス」、威力があるのにミスが少ないチキータなどを紹介する。課題だったフォアハンドを強化するために行った「フォアドライブのコースの打ち分け練習」など、中高生でも大いに参考になるはず。松島輝空の「心」と「技」をご堪能あれ!(柳澤)
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