1988年からオリンピックの正式種目となった「卓球」。国際卓球連盟には227の国と地域が加盟しており、これは国際競技連盟の中でも最多。また、世界の卓球人口は約3億人とも言われており、今や多くの人が楽しむ世界的なスポーツとなっている。
昨今では、「海外リーグに参加するため」「海外協力隊員として卓球の普及を行うために」など、海外に生活拠点を移してそれぞれの形で卓球に携わっている日本人も多い。
卓球王国11月号に掲載の「YOUはどうして海外に?」では、海外へと拠点を移した日本の卓球人を紹介。海外に拠点を移した経緯や現地での暮らし、日本と海外の卓球の違いなどについて教えてもらった。
case1:中野優(アメリカ)
法政大、JR北海道でプレーした中野は現在アメリカのテキサス州に在住。アメリカを選んだ理由と、今後の目標とは?
case2:西田泉(ペルー)
大正大を卒業後は秋田銀行で3年間プレー。その後は海外青年協力隊としてグアテマラに赴任し、現在はペルーで暮らす西田。「卓球を生かして人を喜ばせることができる」それが西田が海外に行くのを決めたきっかけだ。
case3:佐藤孝佑(ケニア)
「もともとはお笑い芸人になりたかった」という佐藤。現在はケニアでクラウドファンディングで建てた卓球場である「サムライTTC」で卓球の指導を行いながら、自身のYouTubeチャンネルである「さとこ国立公園」で動画を配信している。
case4:森部淳(ブラジル)
「海外で卓球を教えたい」という思いを持っていた森部は、これまで4カ国でコーチを経験し、プエルトリコではパリ五輪代表のA.ディアスも指導も行った。現在はブラジルに在住。
case5:コンスタンティヌ彩能(旧姓:田中/イギリス)
早稲田大、エクセディで活躍した田中は、結婚を機にイギリスに移住。現在はコーチとオンライン卓球ショップ、そして卓球人のための英会話レッスンを行っている。
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