●女子ダブルス準々決勝
長﨑美柚/木原美悠(木下グループ) 10、1、2 バラゾバ/マテロバ(スロバキア/チェコ)
●男子ダブルス準々決勝
ブラッサ/ドーア(フランス) −9、−8、8、10、6 何鈞傑/林兆恒(香港)
女子ダブルス準々決勝、長﨑美柚と木原美悠の「Wみゆう」ペアが、10月に行われたヨーロッパ選手権で優勝したバラゾバ/マテロバをストレートで完封。明日の準決勝で、大藤沙月/横井咲桜と相まみえる。
ともに長身で、ラリーになると中・後陣から両ハンドで何本でも返してくるバラゾバ/マテロバに対し、長﨑/木原はサービス・レシーブで先手を取り、ラリーでも粘り強く連打して得点。1ゲーム目をジュースで奪うと、2ゲーム目以降は相手ペアも戦意を喪失したか、一方的な展開となった。
「(バラゾバ/マテロバとは)過去に何回も対戦したことがあって、毎回ゲームオールでどちらが勝ってもおかしくない試合だった。今回初めて3−0で勝つことができて、試合前の準備も良かったし、地元開催の力も借りて良い試合ができました」。試合後にそう語った長﨑は、準決勝の大藤/横井戦に向けて「ダブルスはWみゆうだねって思ってもらえるようなプレーをしていきたい」とコメント。世界で勝ち抜いてきたペアのプライドをにじませた。
一方の木原は試合を振り返り、「サービス・レシーブからの展開がもちろん良かったのもあるんですけど、その後のラリー戦でも負けていなかった。しっかり粘ることができたので、そこが良かったなと思います」と笑顔で語った。大藤/横井戦については「前回0−3で負けているんですけど、今回はまた新たに変えられるところは変えて、自分たちがやれることをすべて出し切りたい」と決意を述べている。
ダブルスの最終試合、男子ダブルス準々決勝はフランスペアが香港ペアを0−2からの逆転で破り、明日の準決勝ではルブラン兄弟ペアとの同士討ちとなった。
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