本日から広島・グリーンアリーナで全日本選手権カデットの部が開幕。まずは男女ダブルスの決勝までが行われ、女子は稲垣芽唯/松島美空が頂点に立った。
【女子ダブルス】
優勝:稲垣芽唯/松島美空(伏見中学校/田阪卓研)
準優勝:石田鈴/森星姫(石田卓球クラブ/森卓球塾)
3位:新谷真奈/五十畑寿音(ミキハウスJSC)、南芹那/飯田莉々花(木下アカデミー)
女子ダブルスは4回戦から決勝まで4試合連続でフルゲームの接戦を制した稲垣/松島がV。決勝は石田/星を相手にゲームカウント2-0とリードを奪うも3ゲーム目を落とすと、4ゲーム目も石田/森の連係が冴えて追いつかれて最終ゲームに突入。しかし、気を引き締め直した最終ゲームは序盤でリードを奪って逃げ切り、昨年のベスト8から優勝へとジャンプアップを果たした。
左利き同士のペアだけにフォアサイドに難しさがあるものの、松島の高い技術力に加え、稲垣が苦しみながらも懸命にボールをつないで接戦の連続をものにした。松島は全日本ホープス、全国ホープスに続き、今年度3つ目の全国タイトル獲得。13歳以下シングルスも優勝候補の筆頭だが、念願の初優勝で単複二冠を狙う。

優勝:稲垣芽唯/松島美空
準優勝の石田/森もフルゲーム3試合に勝利して決勝へ。準決勝では南/飯田にゲームカウント0-2から逆転勝利をあげ、決勝も同様にフルゲームに持ち込んだが、最後はプレーが乱れた。しかし、堅実な両ハンドの石田と星の異質速攻は見事なコンビネーションを見せた。

準優勝:石田鈴/森星姫

3位:新谷真奈/五十畑寿音

3位:南芹那/飯田莉々花
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