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<卓球王国2025年10月号より>
ミズノが誇る、クッション性＆安定性が特徴の『ウエーブメダル』シリーズ。この8月、最新作の『ウエーブメダル8（以下・メダル8）』が新たに発売された。その性能は、前作から驚くほどの進化を遂げている。
進化を可能にしたのは、2022年11月に完成したミズノの研究開発の新たな拠点『ミズノエンジン』。ミズノ・グローバルフットウエアプロダクト本部の松島拓矢さんは、「ミズノエンジンという最新鋭の設備を最大限に活用した結果が、この『ウエーブメダル8』です」と自信を持って語る。
『メダル8』には、反発力とクッション性に優れた素材『ミズノエナジーネクスト』が卓球シューズで初めて採用されている。搭載されたのは、かかと部の内側だ。
「ミズノ独自のプログラムで動作分析を行った結果、かかと部の内側に素材を入れることで動作がしやすく、フットワークだけでなく打球の威力アップにもつながることがわかりました。
『ミズノエナジーネクスト』はランニングシューズやインドア競技のシューズで使われている素材ですが、さまざまなカテゴリーを横断して知見を生かせるのは総合スポーツメーカーの強みだと思います。その中で、卓球シューズに最適な部分をしっかりこの一足に落とし込んでいます」（松島さん）
アウトソール（靴底）のさまざまな形の意匠（いしょう）も、動作分析の結果を反映させたもの。卓球というスポーツに特化した性能は、まさに「卓球専用シューズ」と呼びたくなるほどだ。
これまで『メダル7』を着用していた平野美宇選手（木下グループ）や長﨑美柚選手（木下アビエル神奈川）も、すでに『メダル8』を着用。特に長﨑選手はテストの段階で「すぐにでも履きたい」とリクエストを出すほど、そのデザインと性能に惚れ込んでいる。
ワイドモデルの『ウエーブメダル8ワイド』も同時に発売。「メダルを超えたメダル」の噂（うわさ）が、多くのユーザーの間を駆け巡るだろう。
アウトソールの意匠は卓球特有の前後左右の動きで高いグリップ力を発揮
●￥14,850（税込）
●カラー：ライトブルー×ホワイト×ネイビー、
ホワイト×ピンク×グリーン、ネイビー×コーラル×パープル
●22.5〜28.5㎝ （ネイビー×コーラル×パープルは23.0〜28.5㎝）
●ミズノ㈱ お客様相談センター：0120・320・799
https://jpn.mizuno.com/tabletennis/
photo >> Yoshinori Eto
text >> Taro Yanagisawa
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