石川県・いしかわ総合スポーツセンターで開催中の第89回全日本大学総合選手権・個人の部、通称「全日学」は男女ダブルスで優勝ペアが決定。男子は濵田一輝／徳田幹太（早稲田大）、女子は川畑明日香／吉岡桜子（中央大）が頂点に立った。
【男子ダブルス】
優勝：濵田一輝／徳田幹太（早稲田大）
準優勝：福澤勇太／星優真（専修大）
3位：坂田修／青山貴洋（中央大）、小林広夢／伊藤礼博（日本大）
濵田／徳田は準々決勝で横谷晟／谷垣佑真（愛知工業大）と対戦。最終ゲームまでもつれ、横谷／谷垣に3度マッチポイントを握られたものの、これをしのいでフルゲーム15-13で勝利して準決勝へ。
窮地をしのいだ濵田／徳田は的確な攻守とコース取りで準決勝では坂田／青山に3-1、決勝では福澤／星に3-0で勝利を収めて優勝を決めた。濵田は昨年の大会でも岩永宜久とのペアで男子ダブルスを制しており、個人として全日学ダブルス2連覇達成となった。
優勝：濵田一輝／徳田幹太
準優勝：福澤勇太／星優真
3位：坂田修／青山貴洋
3位：小林広夢／伊藤礼博
【女子ダブルス】
優勝：川畑明日香／吉岡桜子（中央大）
準優勝：川北帆香／髙橋あかり（中央大）
3位：本井明梨／𠮷井亜紀（同志社大）、榎谷優香／木塚陽菜（神戸松蔭女子学院大）
女子は異質速攻のサウスポー・川畑とカットの吉岡のペアが戴冠。「実感がなくて、明日、死ぬんじゃないかと（笑）」（川畑）、「ランクに入れればと思っていた」（吉岡）と本人たちも驚きのタイトル獲得を果たした。
川畑／吉岡は今日の4回戦で上位候補の岡田琴菜／面田采巳（愛知工業大）に3-1で勝利すると、準々決勝、準決勝はフルゲームの接戦を制して決勝進出。先輩の川北／髙橋との同士討ちとなった決勝は1ゲームを先行されたが、2ゲーム目以降は丁寧にラリーをつないで3-1で逆転勝利。速攻とカットの変則ペアながら、粘り強く、息の合った連係で相手ペアを崩して無欲の優勝を果たした。
川畑明日香／吉岡桜子
川北帆香／髙橋あかり
3位：本井明梨／𠮷井亜紀
3位：榎谷優香／木塚陽菜
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