7月26日から兵庫県・グリーンアリーナ神戸で開催されていた全日本選手権ホープス・カブ・バンビの部は、全日程が終了。男子の入賞者は下記のとおり。
【ホープス男子】
優勝:丹波颯音(Dream卓球クラブ)
準優勝:岡田蒼空(OKATAKU)
3位:山田創介(グランスター)、原澤駿太(卓桜会栃木卓球センター)
これまでカブのベスト16が最高成績だった丹波が無欲の初優勝。準々決勝で石塚大智(羽佳卓球倶楽部)をフルゲームジュースで破って「目標だった」というベスト4に進み、準決勝で第2シードの原澤を下し、決勝では第1シードの岡田と対戦。ゲームカウント1-2と追い込まれたが、最後までフォアドライブを振り抜いて岡田のカットを攻略して逆転で優勝を決めた。
【カブ男子】
優勝:樽井陸(イトウTTC)
準優勝:仲本楓翔(関西卓球アカデミー)
3位:小林俊晴(21クラブ)、川口陽向(YOYO TAKKYU)
一昨年バンビ、昨年カブを制した樽井が3連覇を達成。今日の準決勝では小林にマッチポイントを握られながらもフルゲームジュースで逆転勝利。決勝は堅い前陣両ハンドで得点を重ねて仲本をストレートで破った。今大会は苦しむ試合も多かったが、最後は勝ち切る勝負強さを披露。決勝でマッチポイントを握った場面では自らタイムアウトを取るなど、「本当に小学4年生?」と思わせる冷静な戦いぶりで王座を守った。
【バンビ男子】
優勝:相原志綸(あいはらスクール)
準優勝:李天翔(Dream卓球クラブ)
3位:江崎海(ティーエスクラブ)、倉林護(TTS OHANA)
昨年ベスト8の相原が全試合ストレート勝利で初優勝。威力と安定感を兼ね備えた両ハンドの強打は、この年代でピカイチの完成度。接戦でも強気のプレーを続けて、1年間の成長を見せて頂点に立った。準優勝の李も下がった位置から盛り返して得点をあげるなど、随所で好プレーを見せた。
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