小学生の日本一を決める「全農杯全日本選手権(ホープス・カブ・バンビの部)」、通称「ホカバ」が兵庫県のグリーンアリーナ神戸で開催。28〜29日は男子、30〜31日は女子の日程で行われ、最終日の今日は女子3カテゴリーのチャンピオンが決定した。
【女子ホープス】
優勝:花沢夏琳(よ〜じ道場/静岡)
準優勝:伊藤友杏(羽佳卓球倶楽部/東京)
3位:園部葵彩(卓桜会/栃木)、渡邉ひかり(La.VIES/千葉)
女子ホープスは、過去ベスト32が最高のダークホース・花沢が、目標だったベスト8を大きく超えて本人も驚きの初優勝。準々決勝では第2シードの岩本(石田卓球N⁺/福岡)を下すと、決勝でも第1シードの伊藤を鋭い両ハンドで攻め崩して栄冠を手にした。
【女子カブ】
優勝:松島美空(京都カグヤライズ/京都)
準優勝:新谷真奈(フェニックス卓球クラブ/福井)
3位:小西紅偉(Global Athlete/埼玉)、村松心菜(羽佳卓球倶楽部/東京)
昨年のバンビ女王・松島が前評判どおりの実力を見せ、カブも制してV2達成。決定力の高い3球目攻撃に加え、今年は競り合いでのメンタルの強さも発揮し、準決勝では昨年カブベスト4の小西を退けた。
【女子バンビ】
優勝:木方菜々美(T.T彩たま/埼玉)
準優勝:小松佳楠(Quest新潟クラブ/新潟)
3位:加藤このみ(マエタク/群馬)、原澤有里佳(薄根卓球/群馬)
女子バンビは、日本代表としても活躍した元協和発酵キリンの木方慎之介の長女・菜々美が嬉しい初優勝。父親譲りの躍動感あるドライブプレーを武器に決勝も実力者の小松にストレート勝ちをおさめた。
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