10月25~27日にかけて、京都・島津アリーナ京都(京都府立体育館)で開催中の全日本社会人卓球選手権。大会初日の今日(25日)は男子シングルス1回戦、女子シングルス2回戦、男女ダブルスの準々決勝までが行われた。
一気にラウンドが進んだ男女ダブルスでは、早くもベスト4が決定。明日(26日)行われるダブルスの準決勝の対戦カードは下記のとおり。
●男子ダブルス準決勝
藤村/髙見(日鉄物流ブレイザーズ) vs. 有延/田添(T.T彩たま/岡山リベッツ)
龍崎/渡辺 (ケアリッツ・テクノロジーズ/協和キリン) vs. 川上/西(日野キングフィッシャーズ)
外シード勢が順当に勝ち上がった男子は、藤村/髙見(日鉄物流ブレイザーズ)が1ゲームも落とさない完璧な内容で準決勝に進出。準々決勝では第1シードの硴塚/田原(協和キリン)相手に3−0で完勝した。
Tリーガーペア・有延/田添(T.T彩たま/岡山リベッツ)は、2回戦で安藤/堀(岐阜信用金庫)、4回戦で郡山/小野寺(リコー)との大接戦を乗り越えての準決勝進出を果たした。
また、龍崎/渡辺 (ケアリッツ・テクノロジーズ/協和キリン)は、準々決勝で江藤/松下(クローバー歯科カスピッズ)に苦心の勝利。昨年大会3位の川上/西(日野キングフィッシャーズ)は準々決勝で上村/三部(シチズン時計)との死闘を制し、昨年大会に続き、4強入りを決めた。
●女子ダブルス準決勝
下山/大西(クローバ歯科フェアリーズ)vs. 永尾/三村(サンリツ)
井/中森(中国電力ライシス) vs. 笹尾/麻生(日本生命)
一方女子は、下山/大西(クローバ歯科フェアリーズ)が快進撃を見せ、準々決勝では昨年大会優勝ペアの岩越/東川(エクセディ)を3-2で破って準決勝に進出。最終ゲームは10-8から10−10に追いつかれ、何度かマッチポイントも握られたが、最後は執念の粘りを見せて見事勝利をつかんだ。
永尾/三村(サンリツ)は準々決勝でデンソーの若手ペア、小畑/菅澤をストレートで完封。危なげない勝利を重ね、準決勝へと駒を進めた。
井/中森(中国電力ライシス)は準々決勝で梅村/塩見(サンリツ)にゲームカウント1-2から逆転勝利。Tリーグ2023-2024シーズンのプレーオフMVPでもある笹尾/麻生(日本生命)は、加藤/小島(十六フィナンシャルグループ)に苦しみながらも勝利し、明日の準決勝に進んだ。
なお、明日(26日)は、男女シングルス5回戦まで、男女ダブルスでは優勝者が決定する。
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