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全日本社会人、女子ダブルスは永尾尭子/三村優果が初優勝!

10月25〜27日にかけて、京都・島津アリーナ京都で開催中の全日本社会人。大会2日目の今日(26日)はダブルスの準決勝・決勝が行われ、優勝ペアが決定した。

〈女子ダブルス〉
優勝:永尾尭子/三村優果(サンリツ)
準優勝:井絢乃/中森帆南(中国電力ライシス)
3位:下山秋帆/大西瑚々那(クローバー歯科フェアリーズ)、笹尾明日香/麻生麗名(日本生命)

女子ダブルスは永尾/三村(サンリツ)が初優勝。準決勝では強豪ペアを連破して勝ち上がった下山/大西(クローバー歯科フェアリーズ)相手にそれぞれが持ち味をしっかり発揮して3-0で完封。

続く決勝では、準決勝で笹尾/麻生(日本生命)をストレートで下した井/中森(中国電力ライシス)と対戦。永尾/三村が2ゲーム連取で一気に優勝に王手をかけるも、3ゲーム目を9点で落とすと、4ゲーム目も相手ペースで試合が進み、2-2に追いつかれる苦しい展開となった。

最終ゲームは3−7と序盤で離されたが、「ターニングポイントになった」というロングサービスでの2点連取で流れを一気に引き寄せ、最後は11-9で逆転勝利。「(ロングサービスで2連続得点して)5-7になって、相手も少し受け身になってくれた。自分たちがそこを見逃さずにしっかり攻めることができたのが良かった」(永尾)と試合後に振り返った。

最終ゲーム後半は思い切ったプレーで得点を重ねた永尾(左)/三村

一撃必殺のチキータやパワードライブが光った井と、勝負どころのラリーで運動神経の良さを感じさせるすばやいフットワークを見せた中森のペア。決勝では0-2から2−2に追いつくなど、中国電力らしい粘り強い卓球で、頂点にあと一歩まで迫った。

最後までくらいつく粘りを見せた井(右)/中森

3位の笹尾(右)/麻生。準決勝では押される展開が多く、なかなか流れをつかめなかった

快進撃で3位入賞を果たした下山(左)/大西。男子チーム(クローバー歯科カスピッズ)に負けじと奮闘した

なお、女子ダブルス準決勝・決勝の記録は下記のとおり

●準決勝

永尾/三村(サンリツ) 4、7、6 下山/大西(クローバー歯科フェアリーズ)

井/中森(中国電力ライシス) 2、5、10 笹尾/麻生(日本生命)

●決勝

永尾/三村 7、5、-9、-6、9 井/中森

 

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