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下がりっぱなしじゃ終わらない。マハル・フィッシュの反撃の方程式とは?

 中・後陣で相手の強打をしのぐ「フィッシュ」を取り上げた、吉村真晴選手の技術特集『マハル・テク』。フィッシュやロビングの基本、その打ち方を特集した2021年3月号の前編に続き、4月号の後編では「フィッシュからの反撃」にスポットライトを当てる。

 

 

「トップクラスでは、フィッシュだけで得点できることはまずない。フィッシュで守りの体勢に入っても、常に反撃のチャンスを狙っている」と吉村選手は言う。今季、琉球アスティーダのエースとしてTリーグでシングルス14勝(4敗)を叩き出した吉村選手。相手の攻撃を一度しのいでから反撃し、見事に打ち勝つ華々しいラリーを何度となく見せてくれた。フィッシュに左右の回転を加え、「カーブ&シュート」させながら反撃に持ち込むパターンと、反撃する時に注意すべきポイントについて詳しく解説してくれている。

 

フィッシュを左右に曲げるテクニックは、練習で試したくなるはず!

 

 「ゲームの終盤で競り合いになった時は、こちらが中陣からフィッシュでしのいでも、相手は思い切って強打できないことが多い。反撃のチャンスが増えるし、そこで得点できれば、試合の結果を左右する大きな1点になる」(吉村選手)。卓球王国ではなかなか取り上げる機会がない、フィッシュ&反撃のテクニック。お見逃しなく!(柳澤)

 

卓球王国2021年4月号詳細はこちら

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