10月12日からクロアチア・ザダルでヨーロッパ選手権(団体戦)が開幕。グループリーグ全試合が終了し、決勝トーナメント進出チームが決定した。また、決勝トーナメントに進出する16チームには来年、イギリス・ロンドンで開催される世界選手権(団体戦)への出場資格が与えられた。(写真:ETTU)
【男子】※上位2チームが決勝トーナメントへ
・グループA:①スウェーデン(2勝0敗)②トルコ(1勝1敗)③チェコ(0勝2敗)
・グループB:①フランス(2勝0敗)②スペイン(1勝1敗)③ハンガリー(0勝2敗)
・グループC:①ドイツ(2勝0敗)②セルビア(1勝1敗)③ウクライナ(0勝2敗)
・グループD:①ポルトガル(1勝1敗)②ギリシャ(1勝1敗)③イングランド(1勝1敗)
・グリープE:①スロベニア(2勝0敗)②デンマーク(1勝1敗)③イタリア(0勝2敗)
・グループF:①ルーマニア(2勝0敗)②スロバキア(1勝1敗)③オランダ(0勝2敗)
・グループG:①クロアチア(2勝0敗)②モルドバ(1勝1敗)③オーストリア(0勝2敗)
・グループH:①ベルギー(2勝0敗)②ポーランド(1勝1敗)③フィンランド(0勝2敗)
前回大会優勝のスウェーデンをはじめ、ドイツ、フランスなど優勝候補は順当にグループリーグを突破。唯一三つ巴となったのはグループD。ポルトガルはイングランドに敗れたものの、ギリシャに勝利し、ギリシャがイングランドを下したことでポルトガルがグループ1位通過となった。
連覇を狙うスウェーデンは2連勝で1位通過。写真はシェルベリ
ルブラン兄弟を擁するフランスは1998年大会以来の優勝を狙う
ポルトガルは苦しみながらもグループ1位通過。ギリシャ戦トップで勝利したジェラルド
グループEではヨルジッチを擁するスロベニアと、リンドとグルーツの左腕2枚看板のデンマークが対戦。ヨルジッチがリンドとグルーツから2得点をあげてスロベニアを勝利に導いた。また、グループGではモルドバがオーストリアを破って2位での決勝トーナメント進出を決めた。
ヨルジッチが2勝をあげたスロベニアがデンマークを下す
決勝トーナメント、そして世界選手権への切符を手にしたモルドバ
●決勝トーナメント1回戦
スウェーデンvs.ポーランド
セルビアvs.ルーマニア
スロベニアvs.モルドバ
スペインvs.ポルトガル
ドイツvs.デンマーク
ギリシャvs.クロアチア
ベルギーvs.トルコ
スロバキアvs.フランス
【女子】
・グループA:①ルーマニア(2勝0敗)②ルクセンブルク(1勝1敗)③ウェールズ(0勝2敗)
・グループB:①ドイツ(2勝0敗)②セルビア(1勝1敗)③スロベニア(0勝2敗)
・グループC:①オランダ(2勝0敗)②スペイン(1勝1敗)③フランス(0勝2敗)
・グループD:①ポルトガル(2勝0敗)②チェコ(1勝1敗)③ベルギー(1勝1敗)
・グリープE:①スウェーデン(2勝0敗)②オーストリア(1勝1敗)③ギリシャ(0勝2敗)
・グループF:①ポーランド(2勝0敗)②ハンガリー(1勝1敗)③ブルガリア(0勝2敗)
・グループG:①クロアチア(2勝0敗)②イングランド(1勝1敗)③イタリア(0勝2敗)
・グループH:①ウクライナ(2勝0敗)②スロバキア(1勝1敗)③トルコ(0勝2敗)
番狂わせを起こしたのがグループCのオランダ。オランダは第1戦でフランスと対戦し、前半を終えて0-2と追い込まれるも、3番で1点を奪い返すと4番でエースのエーラントがパヴァデを下してラストに持ち込む。5番では元ヨーロッパTOP16女王で国際大会に復帰した41歳のリー・ジエがユエン・ジアナンをフルゲームで下して大逆転勝利。オランダは第2戦のスペイン戦にも勝利してグループ1位通過を決めた。一方、フランスはスペインにも敗戦。前回3位の強豪はまさかのグループリーグ敗退となった。その他のグループは概ね順当に上位シードのチームが決勝トーナメントへ勝ち進んでいる。
グループCを1位で通過したオランダ。代表に復帰のリー・ジエがフランス戦ラストで勝利
前回3位・フランスはまさかのグループリーグ敗退
●決勝トーナメント1回戦
ルーマニアvs.セルビア
スロバキアvs.クロアチア
ポーランドvs.オーストリア
チェコvs.オランダ
ポルトガルvs.ルクセンブルク
ハンガリーvs.ウクライナ
スウェーデンvs.スペイン
イングランドvs.ドイツ
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