クロアチア・ザダルで開催されたヨーロッパ選手権団体戦は決勝が行われ、女子はドイツがルーマニアを下して3連覇を達成した。(写真:ETTU)
【女子】
●決勝
〈ドイツ 3-0 ルーマニア〉
○カウフマン 3-2 スッチ
○ヴィンター 3-1 サマラ
○ミッテルハム 3-1 ドラゴマン
3大会連続でドイツとルーマニアの対戦となった女子決勝。1番ではカウフマンがこれまで勝利したことのなかったスッチをフルゲームで破ってドイツが先制。続く2番ではヴィンターがリードを奪うも、サマラに3ゲーム目を取り返され、4ゲーム目も4-7と劣勢だったが、ここから7点連取で逆転。最後は3番に控えたミッテルハムがドラゴマンを3-1で下して優勝を決めた。
決勝の大一番でスッチから初勝利をあげたカウフマン
カウフマンとともに6戦全勝の活躍を見せたヴィンター
ミッテルハムは体調不良でグループリーグではベンチを温めたが、決勝トーナメントでは勝利を重ねた
ドイツはグループリーグから決勝までの6試合すべてに3-0で勝利して完全優勝を達成。2021年大会から続く連勝を17に伸ばした。前回の優勝に貢献したハン・インとシャン・シャオナが不在の中で、カウフマンが主力としてしっかり勝利を重ねて優勝に大きく貢献した。
ルーマニアは前回、前々回大会に続いて準優勝。王座奪還はならなかったが、6大会連続の決勝進出は見事な成績だろう。
カウフマンに初勝利を献上したスッチ、チームを3大会ぶりの優勝に導くことはできず
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