クロアチア・ザダルで行われているヨーロッパ選手権・団体戦は決勝トーナメント1回戦が終了。ベスト8が出揃った。男子の結果は下記の通り。(写真:ETTU)
【男子】
●決勝トーナメント1回戦
〈スウェーデン 3-1 ポーランド〉
○シェルベリ 3-0 バドフスキー
○K.カールソン 3-1 レジンスキー
ファルク 1-3 クビク○
○シェルベリ 3-1 レジンスキー
〈ルーマニア 3-0 セルビア〉
○チリタ 3-0 レバヤツ
○E.イオネスク 3-1 ペト
○O.イオネスク 3-1 ジラス
〈スロベニア 3-1 モルドバ〉
コズル 0-3 ウルス○
○ヨルジッチ 3-1 プチュンチカ
○トキッチ 3-0 テルナ
○ヨルジッチ 3-0 ウルス
〈ポルトガル 3-2 スペイン〉
ジェラルド 1-3 ペレス○
○アポロニア 3-2 ベルゾーサ
○モンテイロ 3-0 パントージャ
アポロニア 2-3 ペレス○
○ジェラルド 3-1 ベルゾーサ
〈ドイツ 3-0 デンマーク〉
○ドゥダ 3-2 グルーツ
○フランチスカ 3-0 リンド
○チウ・ダン 3-0 アンデルセン
〈クロアチア 3-2 ギリシャ〉
○プツァル 3-0 スタマトウロス
○ガチーナ 3-1 ギオニス
バン 2-3 コンスタンティノポウロス○
プツァル 1-3 ギオニス○
○ガチーナ 3-1 スタマトウロス
〈ベルギー 3-0 トルコ〉
○ラッセンフォッセ 3-0 イゲンラー
○ニュイティンク 3-2 ガンダス
○アレグロ 3-0 ドゥルスン
〈フランス 3-0 スロバキア〉
○A.ルブラン 3-0 ワン・ヤン
○F.ルブラン 3-1 ヴァルチ
○ゴーズィ 3-0 ゼリンカ
連覇を狙うスウェーデンはポーランドに3-1で勝利。モーレゴードが膝の故障により出場回避となったが、シェルベリ、K.カールソン、ファルクが並ぶラインナップは強力だ。1998年大会以来の優勝に挑むフランスもストレートでスロバキアを破っている。
王座奪還がかかるドイツもオフチャロフを欠きながらもベスト8へ進出。グルーツ、リンドを擁する難敵・デンマークが相手だったが1番でドゥダがグルーツをフルゲームで破り、そのまま押し切って3-0で勝利した。

前回王者・スウェーデンはモーレゴード不在の中でもベスト8に進出。写真はK.カールソン

ドイツのエースとして活躍が期待されるドゥダ
地元・クロアチアは前半2-0のリードからギリシャにラストまで持ち込まれたが、最後はベテランのガチーナが勝利してベスト8入り。準々決勝ではドイツと対戦する。
モルドバを下したスロベニアはエースのヨルジッチに加え、44歳のトキッチが3番でここまで全勝の活躍。トキッチは6月に地元のスロベニアで行われたWTTスターコンテンダー リュブリャナを持って国際大会からの引退を表明していたが、今大会で代表に復帰。普段はユース年代の指導を中心に活動しているそうだが、試合巧者ぶりを見せて勝利を重ねている。また、姪にあたる17歳のサラ・トキッチもスロベニア女子代表として今大会に出場している。

地元・クロアチアは5番までもつれた末にギリシャを振り切る。写真はラストで勝利を決めたガチーナ

ここまで全勝のトキッチ。老練なプレーで勝利を重ねる
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